FC2ブログ

上喜撰

 某恐怖映画の宣伝に「この先日本国憲法は通用せず」なんて言葉が使われてた。 おお、怖い、と最初は思ったんだけど、だけど…  今現在この国でイジメにあってる子供、ああ、大人も。そんな人々にとって、なにネゴト言ってんだよ、な話だと思うんだ。様々な社会の事情で ―原発事故や空港・基地建設そして拉致― 故郷を追われた、自由を権利を奪われた、なんて人々にしたら憲法も法律も条令もなぁ~んにも守ってくれてないじゃん、通用してないじゃん、だし。 …だから、だからだから、この映画が本当に怖いんだとしたら、この、ある場所の入口に書かれていたこの言葉が、自分にも関わりのある事なんだと実感する、この言葉から逃げられない自分、ってな物語になるんじゃなかろうか? 理想や夢、きれいな言葉はなぁ~んの役にも立たない、って事、これを白日の日の下にさらすような映画だったら、 …そこまで描いた作品だったら、失敗作になるよなぁ。人はそこまで真実を突き付けられたくない、甘い夢を見続けたい、怖さは楽しむレベルで十分、それ以上、なんていらない、見たくない。知りたくない。 …じゃ、ないかな? 怖い? 20200206+
スポンサーサイト



「214」

 おっはよ~ 「おは」 なんだなんだ? 元気ないじゃん? どうしちゃったの? すでに教室の自分の席に座ってるカブラギにカラむ。カブラギは黙って机の下からピンクの包装の細長い小箱を出してくる。あああ! そうか! 今日は、アノ日かぁ! ウカツであった! カブラギは美形だ。成績優秀で運動神経もいい、サッカー部でレギュラー、そしてとてもイヤな事に、冗談も漫画やアニメの話も通じるイイ奴なんだ! 試合じゃ、他校の女生徒が… なんて俺が聞きたくもない話が俺にも聞こえてくる。 お、おお! スゴイじゃんさっそく? どこで? 通学途中? 郵送? じゃワザワザ持ってきたのか? この自慢シイが! 「違う! 朝来たら机に入ってた」 …え? …ウチ男子校だぞ。 …気まずい沈黙、もうほとんど“恐怖”と言っていい。「オレ、そのケはない… どうしよう!」カブラギ頭を抱える。いやいやいや、まてまてまて、そうとはかぎらん、あ! そうだ、イモウトだ! 妹! 誰かが妹か、まあ姉さん、もありかもしれないが、頼まれて、ホラ、マンガじゃよくある、ハナシだよ、オチだよ。「あ、ああ、あああ… そうか、そうかもな」カブラギ少し落ち着く。そこに小太りのシバサキがゆっくりとやって来て「あ~ ゴメェン。 驚かせちゃったぁ?」 おまえかぁ~ シバサキィ~! …あれ? けどオマエ、ハハヒトリコヒトリ、ひとりっ子、だよな、確か? 親戚? 友人? 「ううん、お母さんから」 ゴン! カブラギが頭を机に打ち付ける音。シバサキィィイ~! 20200217

ぷりん

 深夜2時、フモトのファミレス。その頃まだこーゆー店は24時間営業だった、のよ。で、そこにあまり品行方正じゃない若者3人が騒がしい。「あ~ しかし、ヤバかったなぁ~ アレ、絶対ホンモノだぜ、しかし」心霊スポットから無事、生還。サイコーの武勇伝、って雰囲気を辺りにまき散らす。「けど… 誰だよ、キャ~なんて女みたいな悲鳴上げたの? え? お前じゃないの? タチバナァ~ ちゃう? …じゃ、エンドウ?」ヒイラギが意地悪くツッコむ。「俺ぢゃねぇよ、オメエこそ、ちがうのん?」エンドウがサグリを入れる。「ザケンなよ、なワケね~って」 「じゃ… 」タチバナが続ける。「 …あの『キャ~』は」「お待たせしました」みんな多少ギクリとするが平静を装って鷹揚にウェイターを見る。「クリームスパゲッテイセットと、マグロ鉄火丼セット、スパイシーカレーセットと、それにスペシャルプリンアラモ」「プゥリン? だれだよ、頼んだの?」3人とも、言った本人も含めて全員が首を振る。「確かそちらの…」ウェイターの目線の先、3人が占領したボックス席の奥にいつの間にか女がテーブルに顔を伏せている。いつのまに。少なくとも誰か1人の膝の上を「ゴメン、ちょっと通して」しなければそこには… 声が聞こえる、確かに、女から。「プ、プ、プゥププププププププププププププププププププププ… ぷりん!」面を上げた顔には漆黒の巨大な穴が3つ、 20200211+

慣行の国

 「観光で食べていこう」と、この国の代表が決めたんなら、観光立国も仕方ない、カジノも飾り窓も。俺は賛成してないよ、なんて言っても無意味だ。俺、影の総理じゃないし。しかたない、よね。でもそんなら、イザという時「オオ! ヤッパリ、さむらいノクニサイコー!」ってお客様評価を受ける様な対応をしなくちゃだめだよね? 今のウイルス騒動大丈夫なの? あのクルーズ船の対応は適切なの? あの世界的大運動会を控えてお客様の受け入れ態勢、そしてこれ幸いとちょっかい出してくるであろうテロ行為への対処、 …そりゃあ、手の内サラス様なバカはいないから、今マスコミに「○○します」とか「□□の準備万端!」なんて発表する必要はないけど、イザという時、内閣官房長長官が落ち着いて「こんな事もあろうかと… 」と冷静沈着、泰然自若、変幻自在、はちょと違うか。まあ、そんな感じで適切に対応してこそ、「ブラボー!」で、「ワンダホー!」なんじゃなかろうか? 大丈夫? だよね? 昔々の昭和時代、この国の観光地のお土産ってヒドイ物が多かった。上げ底や額縁、とかね。観光なんて一生に一度の事だったから、成り立ったインチキらしいけど、今情報はすぐ拡散するからね、「ヒョウバンホド、ヨクナイヨ~」「ニドトイカナイ」なんて言われちゃったら… 20200208+

良心の限界

 もちろん今の技術なら歩きスマホを検知して画面OFFにしたり、アルコール検知で車が走らないどころかあおり運転も識別して通常走行させる、なんて事も出来るらしい。じゃなぜすぐそーしないの? やはり高度な技術の使用は商品が高額になり、経済的にペイしない? 作っても高いんじゃ買う人がいない? 一般人が気付いてない問題がある? いろいろ言われてるけど、きっとイチバンの理由は、人類が退化する、だ。あんまし機械制御が進むと自分の意思で己をコントロール出来なくなるのだ。ノークラばっか運転してたらクラッチ付きの車を動かせなくなる、みたいに。 なんだかなあ~ 人類情けな~ と思ってたけど違うんだって。経済活動は購入者、お客様の権利を第一に考える。買わない人はどうなったって知った事じゃないのだ。それに消費者だって、歩きスマホをさせない不便なスマホや、あおり運転で憂さ晴らしも出来ない車なんて誰も買わないのだ。ああ、ニンゲンって、怖い。 20191208-3

プロフィール

Author:KU2
 改行が嫌いです。嘘とイイカゲンが好きです。…改めまして、FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR