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アニメを見た

 朝からテレビ見てたら、女の子向けアニメをやってた。人々を絶望に誘う悪魔と戦う伝説の少女戦士。まあアタリマエだけど、常に正義がヒロインたちが勝つ。でもこの悪魔たち、決して絶望しないの。「夢なんて叶わねぇんだよおぉお! 絶望しかないんだあ!」とか言ってるくせに、自分たちの夢、絶望が支配する世界、を夢見て負けても負けても負けても、戦う。何度でもよみがえって、何度でも挑戦する。くじけない。すごいなあ。私もチョットは、この絶望たちを見習わなくっちゃあ、と思った。? 20160131+
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 はなちゃんのみそ汁… はなちゃんのみそ汁… はなちゃんのみそ汁。みそちゃんのハナ汁… いや、あの… ハウそうです、何も考えていません。他意は、ありません。なにもない。なぁんにも… 20160125-2

哀しい芸術家

 創造する。今までこの世界に無かったモノを創り出す、それを芸術家と定義するならば、一番哀しい芸術家は、料理人だと思う、私は。食材のAとBを合わせて、出来るモノが(A+B)ではない(A×B)をやって見せる、料理人は立派な芸術家だ。でも繰り返す、哀しい。絵描きや彫刻家、その他の芸術家や職人は自分の作品をわりと長時間残す事が出来る。それで、自分の死後、その芸術性が認められて… って事だってある。今現在の人間が己を理解してくれなくても、未来に認められる可能性が残る。ゴッホやカフカだってそうだったんじゃない? でも料理人は、まったく新しい料理を考案してそれで名が残る事はあるかもしれない。サンドイッチ伯爵がサンドイッチを、なんて話もある。でも、ああ、アレ作った料理人の名前じゃないんだよな、サンドイッチ。やっぱり料理人は今しか勝負できない。 …後世に名を残す事が目的ではない、今、目の前で美味しいと食べてくれる人の為だけに… ああ、なんか、涙が出てくる。だから、揚げたてのテンプラや出された蕎麦をすぐ食べない人、金払って美味しいモノ出してもらって、マズくして食べる人、なんて信じられないバカとしか思えない3倍の料金吹っ掛けられても文句は言えない… なんてね。でも… 昔小さい時、母親が作ってくれた握り寿司、プロの丁寧な下ごしらえも技術も無く酢飯の小さなおにぎりの上にマグロとイカとタマゴがのった3種類しかない握りが、 …懐かしい。アレは芸術ではなかったけど、でも… あああ、思い出しちゃったんでテーマがブレブレ、ブログとしてはグダグダだよ! …でも、料理人にしろ母親にしろ、栄光に背を向けた仕事が人を支える。 …やっぱり人生は残酷だ。20160123-4

懐疑は踊る

 断捨離の本を、また買ってしまった… 断捨離、ミニマリスト、持たない暮らし、そんな本がもう… 何冊だっけ? 買ってきて積読ってのも多いから、本棚から同じ本が2冊出てきた事もある。本ならいいんだ、この前同じDVDが2つ出てきた時にゃあ… 少し自分が怖い。ボケボケ? …ナンの話だっけ? ああ、断捨離の本が家に沢山… そう、これはきっと俺が根本的に物事を理解していない、って事の証拠だと思う。モノから解放される方法をモノに頼って学ぶ、学ぶならいいけど、それをコレクションしだしたら本末転倒… そーいや、整理整頓が流行った時には、同じ収納ケースやクリアファイルを沢山買って来て… バカは死んでも治らない、のかもしんない。いつもダレカに踊らされてるのかも、しんない。 …いつまでも、どこまでも。20160123-3

とうに人生半ばを過ぎて

 高校の時、エイジって名前の友達がいた。「ジ」は「2」ね、「セカンド」。でも長男なの、弟と妹がいた。ある日俺が自分の親と話してる時、奴の話になって、そのおかしさに急に気が付いて、「アハハ、アイツ長男だけどエイジなんだ」って言ったら、親が「最初の子は… 死んだのかもしれない」真面目な顔でつぶやいた。その瞬間解った、幼くして死んだ第一子、両親はその子を忘れないため、次に産まれた子の名前に… ああああぅ! それなのに俺はノーテンキにも笑って… ナンテコッタ! いや、なんと言う事だろう! うう… ま、ソレがそーなのか本当か事実かは確かめなかった、確かめられなかった。でも、それから俺は軽々しい事を言わない大人になった、と言えるといいんだけど、相変わらずバカな事を言い散らかして恥かいてる、50過ぎても。20160124

悪い女

 腹黒い女だとか、ガッカリとか、不倫を開き直ったとか言われてる人がいます。で、言ってる人、あんたナニサマ? 人を好きになる事を何だと思ってんの? 恋愛は狂気なの。あの人は相手がいるから止めとこ、あの人はビンボーだから無しね、なんて心の制御が出来るなら、恋に落ちるfall in loveとか言わないよね。仕方ないよね、どーしようもないよね、…って別にあの人、かばってる訳じゃない。ただ、俺みたいな凡人だって、スッゲー美少年見て、あああ、男だってありカモ、と思わず対象範囲が広がりそうになったり、どーにもならない人を好きになって苦しんだりした事もある。だからソコを攻撃されると、正直ツラい。人間30年以上生きてりゃ、そんな傷のひとつやふたつ、イタイところ、あるよね? 無い? ああ、無い人は幸せだ、苦痛や狂気を、嫉妬や殺意を知らないで済んでるんだ。ヨカッタネ!  …なら、こんな不快な芸能人の記事も読まないでさ、心安らかに暮らしたらいいと思うよ。
 え? は? オマエの場合の恋愛は一方通行だから、双方向じゃないから、妄想から一歩も出てないから、修羅場になんない? 本選出場してない? 書類審査落ち? そ、そうだけど! そりゃそうだけど! それを言っちゃあ、オ、オシマイじゃない? 20160123-3

手袋

 この図書館は午後10時まで開館してる。駅の近くでビジネスパーソンの利用も多いので仕方ないのだ。ってハナシだったんだけど、それはバブルの頃の話。今は閉館前の9時頃からは路上の人が一人二人… って感じなんだよね。ああ、だから無駄なんで深夜開館を止めろ! なんて言わないよ。客が来ない店のバイトほど楽なモンは無いからね。
 で、その日も午後の9時半近く。館内には雑誌を読んでるバアサンがひとり。このヒトはいつも閉館までいるけど本を借りた事は無い、大丈夫。外は寒そうだがここは天国。同僚のヤマちゃんに、そろそろ閉館の準備… って声をかけようとした時に自動ドアが開いて、変なジイサンがやって来た。
 マントの様な防寒具? あれ、ポンチョって言うのか? 着るとテルテルボーズみたくなるヤツ。赤、黄色、青、オレンジ、緑の原色のヨコジマで丸三角四角のもよう入り。でおそろいの帽子は耳あて付きでてっぺんはサメの背びれかコーンヘッドって感じでトンガってるの。とどめはゴーグルの様なメガネ。ジイサン大丈夫か? 
 カウンターに近づいて来たジイサンは、右手に持った赤い手袋を ―あー、手袋もハデだな― ヒラヒラさせながら「カタッポ落ちてなかったぁ?」と聞いてきた。右手は手袋してなかったんで左手用のを捜して… あれ? ポンチョの端から見える左手には赤い手袋が…
「あの、左手には手袋が」俺が立ち上がって答える。あの有名な漫才師のメガネメガネのギャグを思い出す。ジイサンほんとに大丈夫か?
 ジイサンは「へ?」って顔で左手を顔に近づけて「ああ! ハハ、そう左手のもあるの。捜してんのは… こっちの!」
 爺さんが左手で帽子を取るとハゲ頭のてっぺんから短い腕が生えてた。ピース? Vサイン? をしてる、3本目の手… 宇宙人か? ドッキリか? (そーゆーイタズラ番組が昔あったらしい) いやいやいや、夢かマボロシかを、まず考えれ! 俺が口もきけないで、思考が空回りしてる時、ヤマちゃんが言った。
「ボウシかぶってりゃ、手袋いらねーじゃん」 …そーゆー問題か? 20160123

怖い…

 サラリーマンと専業主婦の夫婦に産まれた俺。ガキの時から妄想癖があり、ある日ホントウの大金持ちの両親が死んで莫大な遺産が俺のモノ… なんてね、バカまるだし。しかし妄想中は結構イイ気分、有り余る金をどう使う? って考えるのは楽しかった。くり返す、ホンントォオウにバカまるだし。
 で、もう少し成長すると、暗い妄想が不安を惹起する。俺はハタシテ正常な人間か? 本当に健常者なのか? それは、学校の成績悪い、人の名前と顔を異常なほど覚えられない、マッタク空気を読めない、妄想が止まらない。理由は沢山、在り過ぎるほどある。俺は当時の精神医学で識別できなかっただけで実は立派な、カワイソウナヒト、なのかもしれない。そんな妄想が止まらないんだ。 …今も。明日には家のチャイムを鳴らし来訪者が告げる、あなたの障碍が認知されました、もう出勤するには及びません。可愛そうに、今までどれだけのストレスにさらされていたのか。ありもしない能力を期待され、実力以上の責務を負わされ、あなたはどれだけ傷付いたか。ごめんなさい、私達がもっと早く気が付いてあげられたら。そして俺は絶滅寸前の鳥の様に保護されるのだ。 …そして、そうして、ホントに怖いのはそんな事じゃない、それを少し望んでる俺がいるって事だ、ホントに怖いのは。20160121-2

謝罪

 世界的に有名なグループがあわや解散? いえいえ、その危険は回避されました、らしいんだけど… でも、でも、でも… いや、別にきちんとした説明とかそんなのはどーでもい~と、私は思うんだけど、これから先は大丈夫なのか? 歌とかダンスで人を感動させるような仕事はメンタルな部分がとても影響すると思うよ。これから先もみんなで気持ち良くお仕事、って具合に行くのかなあ? 経営陣を憎んだり、仲間を恨んだりしながら笑ってお仕事、はかなり難しいと思うんだ。どこかでホコロビが… なんてならなきゃいいと思う。 …あ、別にファンなわけじゃないけどね、でも、硬く暗い表情でテレビで喋らされてる人なんて見たくないから。20160121+

はかない夢

 駅前に向かって歩いていると「あ! 俺今ズボン穿いてんのか?」という恐ろしい疑問が頭をよぎる事がある。たいがいは穿いてるんだけどタマに穿いてない時があって… まあ、そーゆー時はパニックになってアワワと騒いでると目が覚めるんだけど。これはなぜかと言うと理由は解っている。今持ってるジーパンが異常に履き心地がいいのだ。私が学生時代に穿いてたジーパンなんて硬くてゴワゴワでなじんでくるまでに時間がかかるめんどくさいモノだった。それが今! なんということでしょう! 買ったすぐの時から履き心地満点❤ 昔ゼロだった伸縮性まで在ってもう穿いてる事を忘れそう… で、今日もまた道を歩きながらそっと自分の太ももに触りズボンの存在を確認する。確認する。確認する。
 人類は文明を手にする事により「安全」を手にしたが、文明を進化させることにより「不安」を生んだ、なんて結論は、どこから出てきたんだ? 20170118++

こどもの末

 そんで、その子供だけど、育てた事は無いけど、面倒を見た事はある、チョコットね。親戚の子供。良い子だったし可愛かった、ああ、でも、もう、いない。この世界に存在しない。俺的には。 …また嘘カマしてる、なんて思われると辛いからホントの事言う。その子は大きくなって就職して、最近は仕事の関係で、なんて言ってゴルフを始めたよ。生きてるし実在の子供です。でも、ああ、もう子供じゃないね。だから、そこなんだ、私にとっての、あの可愛い子供はもういない、どこかに消えてしまった。
 だから。今、子育てで「キー!!!」となってるお母さん、お父さん、そしてその関係者さん、今「ぶっ殺したい!」と思うほど手のかかって憎たらしい子供だけど、すぐだから、もうちょっとだから、消えてなくなるのは。だから子供を愛してるなら、今この時、思いっきり愛した方がいい。すぐ「ついてこないで」とか「あっちいって」 そして究極の「別に…」を吐くようになる。ホント、可愛い、もしくは憎ったらしい子供なんてすぐ消えてなくなります。 …儚いもんだ… そんで、そしてそこに1人の見知らぬ大人が現れるの。ああ、普通の養育者ならそれを喜び、でもその時きっと、 …少し涙するんだ。20160117+

こども

 子供を育てた事がない。ウチはついに産まれなかったからだけど、まあそれはいい。成る様に成る、それがウチの家訓だ、後悔はしてない。ただ、知り合いに「どうして子供つくんないの?」と聞かれた時、「いやあ。毎晩手をつないで寝てるんですけど、なかなか産まれないんですよぉ~」と答えて、思いっきりヒカれた経験はある。 …バカ知ってるよ、ホントは… コウノトリにお手紙書くんだろ? なんてな。別に質問者に対して怒ってはいないよ、ただ俺に嘘付く機会を与えてくれてありがとう、って言いたい。ホント、怒ってないから。本当に。20160117

無と死の間で走る

 鬱になる。ああ、PCは便利だねUTUと打つと鬱と出る、うつ。なんて考えているんだからまだまだまだまだ! まだ大丈夫、だと思う。でも確か先々月はね、朝、トイレでウォシュレットのスイッチを入れると、作動音が「シネシネシネシネシネシネシネ死ね!」って聞こえたりした。で、仕事に行きたくなくなる。まあ、8回に1回ぐらいは体調が悪くなって、って言って休んだ。あとの7回は、行った。行って仕事しました。イヤイヤだけど、でも終業近くなるとうれしい、仕事終わるのが。アハハ。いや、ほんと。
 で、どうしたか、トイレはね、トイレはリフォームした。今度のウォシュレットは「シネ死ね」なんてあからさまな悪意を投げかけてくる事は無い。だからまだ、まだ大丈夫、だと思う、かもしれない。死ねと言う様なモノは遠ざければいいのだ、じぶんに害を為すモノからは逃げればいいのだ。あのなあ、逃げると言うとすぐ「卑怯者」とか「弱虫」「敗残兵」「負け組」「詐病」「クズ」「バカ」「ボケ」「アホ」「カス」「死ね」とか言う奴がいるけど、そーゆー奴からも逃げればいいのだ。アフリカとかの映像で肉食獣から逃げる草食動物はミジメか? ナサケナイか? ヨレヨレか? 走ってる姿は美しい! 私はそう思う。逃げろ。自分の脚力を信じ、走れ。その状態が怖い? いやだ? そんな事は無い。ああ、そんなこたぁないんだ、人生はヒリヒリしてる方が楽しいんだ! って、某漫画家さんが言ってた、んだよ。「 …楽しい」そう信じて走る。死ぬまで。まだ、 …できる。20160105-4

仕事考

 昔飼っていた猫がお世話になった獣医さんは両腕が傷だらけだった。話を聞くと、面倒を見ている動物たちは、ミンナその獣医さんがダイッキライなんだって。「そりゃそうでしょう。苦しい時にやってきて、注射とか嫌な事する人間ですよ」往診に行くと患者が、いや患畜がウウゥグルルルルルなんて唸って威嚇するのが当たり前、なんだって。だから治療中だって… 両腕の傷はそれなのね。普通なら獣医さんって動物が好きでなる職業、だよね。その好きな相手から憎まれる仕事… なんか、獣医さんてカワイソウ、と思ってしまった。ドラマなら動物も最後は理解してなついてク~ン、感動的なラストシーンが来るんだろうけど… 現実は往診の度にウゥグルル! 診察の度にガォルル! なわけだ。あああ、仕事って、人生ってキビシイ。20141015-3

忌み言葉

 暮れなずむ河川敷に人影が2人。片方が水面に近づき、「タチバナァアアア! 死んじまええぇぃい!」叫んで手にした小石を投げる、思いっきり。石は大きく放物線を描き… 後ろで見ていた姉が諭す。「そんなコトを言ってはダメ、きっと後悔しますよ。」 振り向いた弟は姉にくってかかる。でも、だって、けど、しかし… アイツに会いたいんだ… 話がしたいんだ! たった一人の、トモダチだったから。 …この世界も日が暮れる。20160108-2

阿鼻

 チャイムが鳴って、そして先生が教室に入ってきた。なんか雰囲気が違う。 …マジだ。教卓に手をつきうつむいて押し殺した様な声で喋り出す。 「今日は皆さんに、悲しいお知らせがあります。」 顔を上げクラスを見渡し「タカマヤくんが… 亡くなりますた」 ちょっとトチッタのを普通だったらクラス全員が突っ込むんだが、今日は… と、俺がぼんやり心の中で突っ込んでるその間に、クラス全員が俺の顔を見た。そうもうみんな知ってるんだ、タカマヤくんが自殺したのを。そして今度は、ボケッとしてたけどアアそうか、俺の番なんだ。先生は何も言わなかったけど、出欠簿に何かをメモして、俺に言った。「タチバナ。1限目が終わったら職員室に来なさい。」 そうか、次は俺か。膝が怖ろしいほど笑ってるけど、ココロは不思議と落ち着いて、…いますた。 20160107

気分の問題

 私、月のオコヅカイが6万円。って言うとお金持ちみたい? ははは! シャチョー! って呼んで! なんちゃって。…はははぁ~。仕掛けはね、ガンバって2年かけて貯めた3万5千円。月の2万5千円の正規のオコヅカイにこれをプラスして、月のオコヅカイ6万円よぉ~♪ もちろん! ホンコに使えるのは2万5千円、で、来月への繰越金が3万5千円。でもね、でもね、でもでもね。お財布に6万入ってんのと2万5千、は違うんだよぉお、雰囲気がねぇ~♪ てことで、月6万円のオコヅカイ… ハハ。毎月誘惑と戦うんで必死! ああ、何やってんだか… 20151223-2

街路樹

 ミニマリスト、ってのが流行った。昔の話だが。意味は、最小限主義者。生活に必要なモノを極限まで減らしていく、そんな人達の事らしい。それで、彼等が最後まで必要とするのは… 服。アアなるほどなあ、この時代ハダカでは生きていけないよなあ、と感心してたら、テレビで某南の島で裸で暮らす人の事が放送されていて、まいりました、だった。すごい人はいるんだな。
 それで、一時期、けっこう流行? したミニマリスト。部屋には最低限の家具。荷物はホントにリュックサックひとつ程度。そして幸せ。そう、みんな幸せなのだ。以前、かなり昔「モノより思い出」ってCMがあったんだが、もう、真正面からその通りな人生を人が送る様になってしまって、しかも多くの人が。経済は… ああ、もうショウヒやケイザイなんて言葉が意味を失う、そんな状況になってしまったんだ、あれから。
 そう、最後にミニマリスト達が購入したモノ、それが、
 今、この国は静かだ。昔、首都といわれ繁栄の極みを味わった都市は緑あふれる豊穣の地と化している。喧噪は無い。緑が多い、そりゃあそうだ。ミニマリストが最後に買ったモノ、それが、この結果を産み出した。
 こうして昔の繁栄の地を、いや、今も繁栄の地、らしい。その文明を私が私達が認知できないだけで… 風が吹く木々が騒めく、彼等は笑い人生を謳歌し、地球を緑に換えていく。私には、私達には解からない、喜びと幸せと文明。かって犯罪者への懲罰だった行為が次の時代を文明を創っていく… 不適合者として、人間として生きる私。人として生きるしかない私。こうして街路樹だった妻に、また今年も会いにきたけど、ああ、もう、毎日という訳にはいかなくなって。それに、妻は街路樹とは言いがたい。アスファルトを砕き巨大に成長した幹は天にそびえ、仰ぎ見ると木洩れ日が、まぶしい。地球はこの世界は今美しいが、私は美しいと思うが、それを美しいと感じる人間は、ああいや、王座を降りたからこそ美しいと感じられる、のかもしれない。妻を、妻だった巨木を煽ぎ、しばしそこに佇む人となる。=筒井康隆様、記憶だけで書きましたので、基となる作品との整合性はありません。ごめんなさい。= 20160103-2+

小さな牙

 サボンナが広がる大地。太陽は真上。立派なたてがみのライヨンが大きなバホバブの木の根元でウタタネをしていた。「すみません」 ライヨンがネボケまなこであたりをみまわす。「すみませ~ん」 ライヨンはようやく足元の小さな茶色の虫を見つける。「すみませ~ん、オネガイがあるんですがぁ」 小さな茶色い虫は、精いっぱい声を出して、ライヨンに話しかける。「あのですね、このバホバブの木の実を」 「消えな」 ライヨンは不快感を隠さず、虫に言った。「百獣の王たる私に虫ゴトキが話しかけるなど不敬である。本来ならば死を持って償うべき罪ではあるが、見逃してやる、去れ」 「ハ? いや、あのですね」 去れと言うのだああああ! ライヨンは咆哮し、小さな虫は去る。けれど、やがて返ってくる、小さな虫達が。小さな虫のたくさんの子供達はバホバブの実も食べたが、その木の根本にいたライヨンも食料とみなした。小さいが無数の口で噛み砕かれていくライヨン、その牙も爪も十何匹かの虫はつぶしたが、自分の命を守る事は出来なかった。あの最初に登場した虫が再び現れ言った。獣の王様、自分は殺されないと思ったんですね。あなたの想定する戦いで、自分が最強だったとしても、この世界で自分以外のモノが強い、他者から狩られる、小さき者が己の肉を食う、とは考えられなかったんですね。残念だ、私はアナタを助けたかったのに、見境なく食い尽くす私の息子達からあなたを。でも哀しいかな、それを聞ける状態ではなかったライヨンは最後の咆哮を上げ息絶えた。まあ聞こえたとしても何の足しにも、そう、もう遅い。知った時はもう遅い、たいがいがそうなんだ、世の中は。20151227-3+

幸せの代償

 日曜日の事務所に独り。暖房は入れてないんで現場用のドカジャンを着て仕事している。見通しが甘かったんで、休日出勤。サッサと片付けないと、午前中に帰りたいんだけど、でもなんか無理な予感がする、大いに。自席で頭を抱えていると、通用口が開く音がする。入って来たのは、同僚のヤマグチ、さん。あれ? 君も仕事? なんて聞くけど、彼女は有能、ノルマをオーバーフローさせるなんて無いナイない。ああ、やっぱり、タチバナさん、いらしてたんですね、あれ? 声が嬉しげ? ええええ、いやいやいやっ! 妄想に溺れるにはまだ早い。でも彼女は、ちょっと早いですけど、お昼まだじゃないですか? スープ持ってきたんです、良かった無駄になんなくて… え? きっと今日タチバナさん、いらしてると思って… 恥かしげに目をそらす彼女を初めて可愛いと思ったなんて嘘だ、前から君の事を、ヒャッホウ❤ これはもう、期待していいの? お弁当は持って来ていると思ったんでスープしか… あああ… お昼はコンビニで買おうと思って、今日は奥さん寝てたから、日曜日だし、なんてうろたえた対応が恥ずかしい。どうぞと差し出された職場用の俺のコーヒーカップに注がれた彼女特性のスープ、受取った、彼女が薄い化粧用の綿手袋をしてるのが、え? だったんだけど、それが気になったのは、スープを飲みほしてから、あれ? 視野が狭くなってきて、身体がしんどくなって、動悸が早くなって、ああこれは、 
 …毒? あなたが、あなたが、優しくしてくれないから… 彼女は後ずさりし、そこで俺はブラックアウト。カップは落ちて割れる音はなぜか遠くで響く様… ああ、そうなんだよ、実はね、俺、彼女いいなと思っちまってたんだ、奥さんいるのに。で、自分を誤魔化すためと諦めるために、少し彼女に冷たく接した、のかもしんない。ははは、じゃ、彼女も? それともそれは憎しみから? ハアまあどっちでもいいや、これで。倒れ込んだまま楽な姿勢を取って体の力を抜く。これで仕事の締め切りは何とか言い訳が付くし、毒の方は、たぶん死ぬまではいかない。もうこれで3回目だもん、死ぬかどうかはわかる、んだ。うん、わかる… でも苦しいな、ってとこで目が覚めた。うはハハハハハハハァ、そうだよ! 俺がそんなにモテるワケ、無いじゃん! しかも奥さん? 3度目? アハハハハ! ハア… …死にたい。20151228-2+++

オメデトウ! ジャパニュウム(仮)

 あああ! 日本で発見された新元素ならジャパニュウムに決まってるじゃないかあああ! って事は無いの? 「ポ」なの? 「パ」はだめ? ああ。もちろんリカガクケンニュウムって付けたいなら… でも、それないよね? だよね? それに他の国が横槍入れて来るんじゃないかって心配する人もいるみたいだけど、自分達と争ってたなら解かる今回ロシアやアメリカが言ってくるんなら解かる… けど、何の関係も無いのに文句言うかもしれない、って考えるのはその国の人をあまりにバカにしてないかなあ? そーゆー考えは、少し悲しい。考えたくない。 …で、私は考えなくて、ノウテンキに、やっぱ、ジャパニウムだよね~! やっぱ、マジン… ああ! これは極秘だよね! と浮かれるのだ。 20151231-3

プロフィール

Author:KU2
 改行が嫌いです。嘘とイイカゲンが好きです。…改めまして、FC2ブログへようこそ!

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