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”クイ”

 例えば、ウサギの世界でナニカが狂ってウサギの個体数が増加すると何万匹に1匹とかの凄く僅かな確率で“ウザギクイ”が産まれてくる。その役目は同種の生物を殺す事。
 通常ならその役目はキツネとかオオカミ、ヤマイヌなんかの肉食獣が行う。そーゆー食物連鎖が生物間のバランスをとる役目を果たす。でも、システムはひとつじゃない。生物の個体数を調整するもう一つの方法、それが“喰い”
 もちろん、ウサギだけじゃなくてネズミでも、イヌでもオオカミでも。カメレオンでも、イグアナでも、ミミズでも。でもしかし、今現在個体数が異常に増える、なんて条件が成立した事ないので発動事例は少ない、ってか無い。でもたぶん漫画の「寄生獣」なんて、これのイメージなのかもしれない。あ、モチロン、あんなスーパーモンスターじゃないよ。それじゃホラーになっちゃう。同種を殺してその構成組織の経口摂取を行うけど、草食獣の場合内臓とか一部の器官に限られる。肉の消化吸収システムがないから。そこまで変化して存在するワケじゃないから。あくまで“ウサギクイ”もウサギ。で目的は食糧確保ではなく個体数削減。
 で、ここまで考えたならもっと注意しておくべきだったんだ。ヒトを喰う“ヒトクイ”、今一番発生の可能性がある生物だった… ああ、さっきの漫画のまんま。ヒネリもオドロキもあったもんじゃない。もちろん今の“ヒトクイ”はホントに喰うワケじゃない。“クイ”の発生の比率と、彼等にもコミニュケーション能力、組織力、ヒトと同じ能力があるんだから…
 え? ナニ? また、タチバナのウソが始まった? ウソ~? じゃあじゃあ、今の世界の状態をなんだと思ってんだ? これがウソなら、本当は、現実こそがヒトを喰った話? 20161226++
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2017年始まる

 また一年が始まる。で、今ははるか遠くに見えている12月31日が、その日になると「あっというマ!」 バカマルダシってこーゆー事なんだと思う。でもいいのだ。それでも、出来るだけでも、なんとか自分が正しいと考えた道を選び、ボチボチと進んでいくのだ、たぶん、と言うか絶対この先に良い事は無い。特に今の私の仕事に関しては「最悪」を想定してもまだ「超最悪」が待っているに違いない状況だ。でも、それでも、仕事はせにゃならぬ。給料の分は働かなくては。まあきっと、それでも命はあるだろうから、いや、♪運がよければ死ぬだけさ、か? ハハ。でも皆様にとっては本年が良い年でありますように。 そんでもってそのおこぼれででも、私も幸せになれたなら、 …いいな。20161230

2016年が終わる

 また一年が終わる。ホントほんとホントに「あっ!」と言う間だった。 でも、今年があまたの一年と、去年や一昨年とまったく違うのはあの「障害者施設殺傷事件」。ヒトが他者を慮る事がとても難しくなった、と告げたあの事件。「不要な人間」と言う考え方。私は人類がこの文明を築けたのは、集団をつくり食料を分かち合ったから、助け合いが今の人類の進歩を成り立たせた、と学んだんだけど… 「自分達さえ良ければ…」 どうやら人類は文明成立の重要な要素を放棄する、みたい。これからどうなるんだろう? どうにもなんなくても、視点が一段低い所にレベルダウンしたことは確実。もう全体は見えない、全体を気にする余裕もない。
 …ああ、そう言えば、ムカシ人類はあの月にも行った事があるんだよ、子供に言ったら、「ウソだぁ」と言われた… そう、もう昔ムカシの物語。アメリカの宇宙飛行士アームストロングさんが1969年… あの頃、未来は明るいと、進歩は果てしないと、思っていた…
 2017年、 …未来があるといいな。少なくとも子供が夢を見る事が出来るくらいの未来が残されていれば… 20161230-2

朝 =幻想の試練=

 朝? 目を覚ます。頭痛はかすかになり、熱も退いている。おお、健康な目覚めなんて何日ぶりだ? 寝室も思ったほどに汚れてない。虫の死骸… もないトコロを見るとあれも幻覚? だった。良かったぁ、これで掃除は後回しに出来る。ベッドから降り… なんで俺はシーツを被ってるんだ? でもまわりは見える? でも外は? 暗い? 今何時だ? 立ち上がる。おお、天井が近い、背が伸びた? 身長2メートル? 身体が動かしづらいのは病み上がりだから? フラリと身体をひねってベッドメイクをしようと… 俺を見て驚く俺がいる。パジャマで、布団から頭を出し… あの俺が考えている事はわかる、わかってしまう。昔読んだマンガ「オバケのQ…」 ああ、まだ終わってはいないのか。あの3日間は折りたたまれた3日間、まだ俺の3日間は終わっていない。意識も身体も。7本指や5本足、あれはフランケンシュタイン的パッチワークの成果ではなく、時間的な身体のパッチワーク… 内臓が裏返るような感覚、意識もまた裏返り重ね… 最後に考えた事。まだ、これからカプセル6つ分の悪夢を経験するのだ、コンドわこちら側かかかかかかから… シシ =終= 20161229+

3日目 =幻想の試練=

 朝から備蓄のインスタントラーメンを食って7つ目のカプセルを飲み込む。微熱は平熱を通り越して35.2度。よく解からんが、低い、んじゃないのか? まあ、でも食欲があるから不思議だね、とか言ってる場合じゃない。食後リビングの収納庫の扉が5センチほど開いていて向こうから覗かれてるのがわかったけど無視した。だって、虹彩だけでも30センチ、その周りに血走った白目。だからCDが引っかかってただけ、なんてワケじゃないと思う。昨日と同じく無視したんだけど… その、昨日の事。幻覚でも人間に傷付けられると学んだばかり。ちょっとイヤンな感じ、なんてふざけてる場合じゃないんだってば。急に眠くなりリビングのソファで寝る。頭痛は続く。後頭部を鷲掴みにされて… ああ止そう、そんなんが出てきたら嫌だ。昼に起きて水とハムの残りを片付けてカプセルをもうひとつ… 8つ目を飲み込む。
 起きると午後6時。食欲はないがインスタントのカレーうどんを作って食べる。食後は9つ目とラスト10個目のカプセル。そう、もう今日で終わりにしてしまう。終わりにしたい。けど、少し後悔する。万全の用意を済ませて寝室で飲めばよかった。すでに階段上にシーツが立っている。体当たりかまして寝室に駆け込み施錠するが、そんな事は無駄だ。すでに寝室にだってシーツが立っている。4人、ああ律儀にひとつずつ増えるのか? 冗談カマスのはさっき体当たりしたシーツの感触を忘れるため。アレは… ええい! だから考えるな! シーツ達はもうほんとにそこにいる様。リアルで危ない現実。オマケにシーツは短く薄くなっているので、ぼんやりとツギハギの肉体や濃いピンク色の肉片が見えて… ヤバい! こちらを捕まえようと伸ばされる腕についている指は7本。裂いた腕を指4+3で接合した様な腕、痛みを視覚化した様なこれは? じゃ、この恐怖の基本は欠損と過剰な装飾? 考える、でも解かるワケない、ムチャクチャなんだから。とにかく、この夜を、ナントか明日の朝日を拝めれば、これで終わりだ。腕や手の様なモノから触手、としか言えないものまで、様々なモノがすり寄って来てしまうけど、でも、後5時間40分くらいで太陽は昇る。あと少しで、悪夢は終わる… トイイナ。クネクネと元気に、いやんなるほど元気に動き回る茹でた素麺のカタマリや、巨大な緑のタラバガニ状生物… ああ、オレ腹減ってんのかもしんない。シーツの人間達も今はもうその肉体の大部分を曝してる。紫の肌、あああ、早く明日が… =つづく= 20161226-2+

2日目 =幻想の試練=

 朝起きる。寝室のフロアがやけに汚い。小さな羽虫や見知らぬ多足生物の死骸が目に付く。 けど、しかし… 最近仕事が忙しくて掃除して無かったし、一昨日からインフルエンザで… あれ、その前からだっけ? リビングのテーブル上の薬袋を確認する。10カプセルシート状包装材のうち4つがカラ… 残り6つ。キッチンにあった食パンに冷蔵庫のハムを載せペットボトルのコーヒーで流し込む。ついでに5つ目のカプセルを飲み下した。視界の隅で影が動くのを無視する。どうせ… 寝室を含め家のシャッターは開けない。どうせ夜になれば閉めるんだ。
 夜、パンの残りを食べ6つ目のカプセルを飲み込む。家中の施錠を確認し、2階の寝室に… 階段途中の折返しを曲がるとそこに次の折り返しまでの階段が… ああ、ウチは2階屋だぜ。目をつぶりユックリと段数を数え、ここがホントの2階だと思ったところで、ドン! とカラ足を踏んで、そこが2階のフロアだった。ああ1段間違えてた… 
 寝室に入り鍵を掛け布団に頭からもぐり込む。ああ、歯ぁ磨き忘れた、けど洗面所に行く気はしない。すでに寝室には俺以外のナニカが動く気配、が4つ… だんだんと増えるのか? 幻覚が。ベッドの周りでうごめくのは昨日と同じ、プラス、こいつ、新顔はカチャカチャと足音がうるさい。ああ、こいつは犬、だ。ムカシ大型犬を室内で飼ってる友人がいて、そいつの家で聞いた音だ。犬はとても動き辛そうに、フローリングの床の上をカチャカチャカチャカチャカチャカ、とうるさい。そのうちに、ドン! ベッドの上に。シーツのオバケ犬型は遠慮も何もない。さすがチクショーの浅ましさ。と怒りに任せて床に蹴落とす。その時ちらとシーツの中身を、ケロベロス、ギリシャ神話の地獄の番犬、3つの頭を持つ犬を2頭造る際の残りの部品をムリヤリ1匹にしたようなモノが見えた。どうりでワンワンと鳴かないわけだ。で、他のシーツを昨日覗かないで正解。と納得して寝た。特に5本足なんて見たくない。
 トコロで朝起きた時。左足の脹脛に4本筋の傷があった。もうカサブタになっていたが、シーツ犬を蹴落とした方の足だ。犬に付けられた傷? あれ、幻覚、じゃないのか? 幻覚でも、傷付ける事が出来るのか? じゃ、最悪殺す事も… 熱は下がったが頭痛がすごい。=つづく=20161225-2

幻想の試練

 この暮れの忙しい時にインフルエンザだってさ。職場の皆さんスミマセン、仕事の足を引っ張るどころか両足に抱き着いて肩でグッと… 結果、タックルしたみたいになっちゃいました。ご迷惑かけます、本当にゴメンなさい。
 で、医者に「タミフル出しときます」と言われた。昨日から飲んでる。そして寝ながら考えてる。これ飲んだ子供、中学生くらい? が服用後に飛び降り自殺したとか… なんか調べると薬が原因じゃなくてインフルエンザが原因と書かれていたけど… どっちかが100%の原因ってあるのかな? 成長期の不安定な精神と身体、そして病気と薬の相互作用としての異常行動だとしても変ではない、よね。
 そしてここからは想像と言うか妄想なんだけど、発生するのは自殺衝動ではなくて幻覚で、あまりに凄いヘヴィなおぞましい幻覚なんであまりの恐怖にそれから逃れるために、なんてこたぁないかな… 
 そう、だから、少し前から俺のベッドの周りをうろついてる、ハロウィンによく見るシーツを被ったオバケの仮装してる奴等、2人いるんだけど、身長2メートル越えだから可愛いくもなんともない。そして作りが雑で目も口もない、シーツ被ったそれだけ、のシンプル幻覚… パサ。あ、でも、今、俺が床にほったらかしていた先週の週刊誌を蹴った。幻覚にしては… とてもリアル。あのシーツの中は… 昔読んでたマンガに「オバケのQ太郎」ってのがあって主人公オバQの服の中は秘密、だったんだけど… このオバケのシーツをめくる事は? 
 考えるのはここまでにしといた。たぶん子供は誘惑に駆られてシーツをめくってしまったんだ、と思う。そしてその正体から逃れるために… 自らの死を選んだのに違いないっ! なんてな、クワバラクワバラ…
 さっき寝る前に4つ目のカプセルを飲んだ。食後すぐ横になるのは嫌だけど、身体は楽を欲している。眠くなるとは聞いてなかったけど、少しまどろんだ。
 …って、だから、おい! シーツのオバケは3人に増えてるし、シーツのすそは短くなって女みたいな素足が足首まで見える。あくまで、オンナみたいな、だ。爪が赤いから、ペテギャ? あー、ペテギュア! 1つのシーツの足は2本とも右足だし、もうひとつのは足の向きがお互いの逆、踵と爪先がそろってる。いちばん大きいシーツからは足5本出てる… しかしメガネ外してる照明は消しているでなぜこんなに細かいとこまで? だから幻覚? でもどーしてここまでリアル? ヘンだ! なにか、どこか変だ! ああ、カプセルは後、6つ、飲まなければならない… 俺! 死ぬな、いよね? ヒヒ =つづく=20161225+

夢見る頃を過ぎて

 カジノ法案が衆院本会議で可決された、らしい。で、いろんな人が反対してる。で、反対意見の方に肩入れしたくなる、私は。ギャンブルしないから。 …でも、でもさ、この国って、もうすでにギャンブル多くない? 競馬競輪競艇オートレースサッカーくじに宝くじ、あ! パチンコもスロットもそうだよね、アレは違う? …そう思う人がこの国にどれだけいるんだろうか? まあいいや、トニカクギャンブルはもうたくさんあるんだから、そのおかげで国のGDPがどんだけ上がったか調べてみればいいのに。これ等のギャンブルでこの国は進歩発展したんだから、カジノも出来ればもう世界一の大金持ちの国… あああ、ギャンブルする人って、自分に都合のいい夢しか見ないよね。あ、推進するアノ人達も? 大丈夫かこの国、代表者がギャンブラー… 一か八かだ、何かあったら対策はその時考える。じゃマズイよね。 …あ、なんか原発と一緒。20161223-2

黄昏

 午後8時55分、ホームに降りる。都心から30分のこの駅、改札を出たのは、3人。スズキさんと、モリタさんと私。みんな都心の職場からの帰宅者だ。「じゃ、タチバナさん気を付けて」「モリタさんも、オヤスミナサイ」「お疲れさまスズキさん」駅前で挨拶し合ってると真暗になる。いつものとおり午後9時で駅前の照明が消える。駅ビルだけでなく、あたり全て。懐中電灯を出して家への道を歩く。徒歩15分、まあ、良い運動になる距離か? いやいや、運動になる距離じゃないね。だったら少し遠回りしないと。商業地域を外れ住宅地区に入った。街灯も消えているし、門灯が付いている家も一軒もない。駅前のマンションだって真暗だった。この時間に明かりの灯っている家なんてここ10年見た事無い。いつも確認してるから、コレ確実。ああ、あの家。ツタが絡む家。もう2ヶ月も玄関が開けられた形跡がない。以前は優しげな老夫婦が… それで言うなら、商業地域も… ノー残業デーの水曜日の帰宅時間、午後7時だって開いている店は2軒だった、7月の水曜日なのに。この辺りに、何人住んでいるのか? いや、この国に何人住んでいるのか? もう国が発表する事を止めて7年、高齢化、人口減少、いろんなことを言われたけど、大丈夫。この国はそれほど脆くはない、とは思うんだけど。あーあ、親父が言っていたオリピック? 世界的なスポーツの祭典? それをこの国の首都に誘致した事もあったんだって。あの頃がマダ景気よくて良かったよなあ、なんて言ってたけど… もう一度なんてダメだよなあ、 …あの時、辞退しちゃったから。20150803-2

子供のやり方

「ねずみくんのチョッキ」(作:なかえ よしを 絵:上野紀子 ポプラ社)って絵本がある。私が大学生の頃にも図書館で見たから… あ、初版は1974年かぁ、かなりなロングセラー。
 小さなねずみくんがお母さんに編んでもらったチョッキ、次々にやって来る動物たちが「ちょっときせてよ」と着るんだけど、なぜか動物たちのボディサイズは少しずつ大きくて… ナント最後は、ゾウさんがねずみくんのチョッキを着ちゃう。おお、なんたる… な悲劇なんですけど、絵本としての人気は高い、と私は見てる。
 けど、最近これが“イジメ”じゃないか? と言う人がいると聞いた。 ああ! そうか、そう見えるよな、そーゆー見方もあるんだ。自分より大きな動物が「貸して」と言えば断れないよね。私達は少しドンカンだったのかもしれないな、なんて考えた。
 だけど… そーゆー見方もあるよね、とは思うけど“イジメ”だとは思わない。だって、子供は、特に男の子はバカだから。「どのくらいまで、いける? サルさんまで? いやいやいや、もっともっと…」ってなバカをする。 そーいや、私だって雨上がりの下校時、友達と空き地のスゴイ池みたいなミズタマリを見つけて、どこまで行けるか? なんちゃって調子にのって最後はゴブゴベゴバババ… 長靴の中は泥水。もちろんやらない奴もいれば、やっても限界超える前に止める奴もいる。やっちゃう私みたいな真性バカもいる。子供の時の友達付き合いってほんと微妙でデリケートだから大人が“イジメ”と決め付けちゃうとホントそうなっちゃう、そんな事もありそうで… だから… 子供はちゃんと見ていてあげなければならない。シャレにならないバカなこと始めたら、止めるけど、公園で連続前転で砂場へダイブくらいなら「洗濯物増やすな!」と怒鳴るだけでいい、と思う。20161219+

原因

 アパートの窓の外を見ている、休日の午後2時。凄いブレーキ音と破砕音がしてその後ワイワイザワザワと人の声がする。見ると階下の道路で自家用車が歩道に乗り上げ黒っぽいシミも広がり… ああ、またあそこか。俺の知るだけで4回目。もう3人は死んでいるけど、原因は運転者のよそ見。直線の、ほぼ直線の左に少しハンドルを切るかなというゆるいカーブ、事故がそんなに起きるハズはないトコロ。けど、今日、たまたまココにいる時に事故が起きて、ヒマだからずっとベランダから現場を見下ろしていると、なぜ? 野次馬を含め関係者、警察や事故処理の人達もが、こちらを、俺のいる5階建てアパートの方をチラチラと見ているのだ? 何があるのだ? 時にこちらを指さす人は何を伝えようとしているのだ? アレ? そーいえばフロントガラスから飛び出してた男の人、こちらを右手で指差して… いた… このアパートに何が… 屋上? 指差してるのは? まさか俺の… そんなこたぁ… ないよね?
 それから年が明けて春になるまでに5回目、こんどは歩行者が即死、って事故があったけど、俺は下にいる時絶対に自分のアパートを見ない様にしてるから大丈夫、 …ああ、そう、絶対見ない。20161206-2

踏切

 夜、踏切を渡る。辺りには誰もいない。線路の真ん中あたりにいつものヒトがいる。手足が異様に細く長いヒトで、でも全身血だか泥だかわけのわからないモノでぐちゃぐちゃ… いや、血肉と汚泥をヒトのカタチにしたモノ、と言った感じで男か女かもわからない。いつものとおりじっとこちらを見ている。眼だけは黄色い懐中電灯の光の様に横2つ並んで見える。すこし2点間の幅が広く歪んでいるけど… 気付かないフリをして、歩調を乱さない様、注意してまえを、前だけを見て踏切を渡り終えようと 
「カンカンカンカンカン!」ビクッとして振り返る、警報灯も方向指示器も点滅してない、あの警報音は… 思わずあのヒトを見て、シマッタと思う。すでに最終運行は終わった時間、警報機が作動するはずはない。
 案の定、警報音のマネをやめて「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハ… 」声高らかに笑ってるそのヒト、「やっぱ、見えてたんだァあ… 」視線が合ってしまった。どうして立っていられるのか不思議なほど細い脚のつま先がこちらを向く、そして、こちらに向かって来… 20161220+

ロロロ…

 ロシアンルーレットって遊びがあって、リボルバー式の拳銃に1発だけ実包を、他はダミーカートリッジを装填したシリンダーを ―そうしないとわかっちゃうからね― 回転させ自分のこめかみに銃口を当て引金を引く… どこが遊び何だかよくわからない、命が死んじゃうかもしれないのに。 昔の友人が「ディアハンターごっこ」とか言って指で作ったピストルを自身のこめかみ当てて「ウフンクフン、ウハン…」とか泣きそうな顔で言う一発芸をやってたけど意味が解からない、映画見てないから。 自動拳銃の着脱式弾倉に一発だけ実包を入れて… なんてブラックジョークもあったな。 …関係無いか。
でも最近、胸に、ウルトラマンだったらカラータイマーがあるとこらへんのね、グルニョンと引っくり返る様な変な脈動が静まった時、「 …セーフ」とか思う。考えたらロシアンルーレットって人生のカリカチュアライズ、ってか悲喜劇的に単純化した人生、なのかもしれない。 …だから何なのよ? ああ、だから朝にさ、家を出る前に新しいパンツに換える方が良いかな? 処理してくださる方を不快にしない様に。アハハ、いや、それは無駄な努力… それより家の掃除しろよ、俺。20161210-3

愚者の理

 コノゴロって… 結婚する人が減ってるの? 私の周りにもケッコウ結婚してない人がいてさ… ? あうあ! …シャレ、ってか親父ギャクぢゃないよ、別に。 で、その人達って、頭がよくて有能で仕事が出来て知的で… って人が多い。ひょっとしたら、理論的に考えると、結婚って本能や動物的感覚や野生のカンなんかでおこなうモノで、知性豊かな人類には… ああああああ! そーいや、強い生物ほど産む子供の数が少ない? 地球最強の人類の適正な出生率って? いや、そんなこたぁ、どーでもいいや。 …思い出した。オレの結婚直前のゴタゴタ、奥さんはマリッジブルーだし、オレはこの大事な時期に趣味の演劇サークルにのめり込んじゃって… そう漫画の「ガラスの仮面」にハマってて… うう、修羅場、バカの極致。気が狂ってたとしか思えない。ああ! ひょっとして、でも結婚できた、じゃなくてさ、だから結婚できた? バカだから? ムチャクチャだったから? あうう、なんと言っていいのかわからない… 20161208-4

視界の果て

 体調が悪くて午前中に仕事を切り上げて「すんません、午後有休取りたいんですけど」で、OKで帰ってきて寝てる。熱もあるみたいだけど、体温計ドコにあるのか探すのもメンドクサイし、医者に行くのも、あああああ、もうちょっと元気になったら、行こうか。ああ、でも、そしたら行くのは病院じゃない職場だ。ベッドに倒れ込んでなんとか一息ついたけど、意識が戻っても身体が動かない、あああ、困ったな、なんかノド乾いたし、なんてボンヤリしてる。ドアが開きっ放しでダイニングの方まで見えるけど、アレ、白い生足? が見える、キレイな麗しい… 玄関、鍵を掛けた、よね? 掛けた。誰だ、あの脚は! 俺独身で、呼んだって看病に来てくれる彼女はいない、いたらいいけどいない。で、その脚が穿いてるのはホットパンツ? 視界が狭くて脚は見えるけどその上の方は… 白い脚が近づいて来る、でも上の方は見えない脚だけ、ああどうにかして
 ヒヤリ! 頬に冷たいモノを感じて目が覚めた。寝てる俺の目の前に有名な健康飲料水のペットボトル、まだ、細かな水滴がついていて冷たい。なんとか身体が動くんでキャップをねじって中身を口に、あああ、一息ついた、んだけど… 誰にお礼を言うべき? か。もちろん動けるようになって確認しても、部屋には誰もいなかった。玄関も鍵がかかってた。ただ限られた視野で見ていた白い脚、部屋の家具とかの配置や高さなんかで考えると… 足だけで1.5mくらい? いやいやイヤ… そんな事は… 20161214+

DEATHPLAY

 いや、ニュース映像で見た限りだから何も解かっちゃいないと言われればそうなんだとしか言えない、けど… あの12月13日のヘリコプターと飛行機のハイブリット航空機? あの事故。あれ「不時着」なんだ。「墜落」じゃないんだ。迷彩服着た偉い人が「死者を出さなかったパイロットを褒めるべきだ」と不機嫌そうに言ってたけど、それは確かにそうだけど… 問題はそこにあるの? なんかそんな、なんて言うのか政治的な感情的なそんな問題じゃなくて、あの機体のデザインというか設計思想に「アヤウサ」と言うのか「アンバランス」なトコ、「不安定」さ「イビツ」さを感じるんだ。アレなんだか無理して飛んでる様に見えるんだ私には。だから聞きたいんだけど、アレに乗らされてる人はどう思ってんの? 「いやあ、とても良い機体です。命を預けられる素晴らしい性能の機体です」とか? 「い、いやだあ、あれ、アレだけにはのりたくなああああい! アレは空飛ぶ棺桶だああああぁあ!」引きずられる様にしてコクピットに押し込まれシートに固定されるパイロット… なんて事は、無いよね? 将来どーしょうもなくなって在庫一掃でこの国に「買え!」なぁんて事は… 20161216

超人伝説

 ニンゲンは、100歳前後で身体を構成する細胞が変異する。一度仮死状態になって約72時間後、3日後だね、生命が再起動する。でももうニンゲンじゃない、ヌンゲンとして生まれ変わるんだ。信じられない? ああ、別に信じたくなければ信じなくてもいいよ。この話でさ、ヌンゲンは200歳まで生きられるんだ。んで、この生命再起動システムを50歳代で起動する薬を開発したんで500万で… なんて話をしてんじゃないんだから。
 で、さ、この世界に吸血鬼や狼男の伝説があるのはこの現象のせいなのよ。無知なる過去の人々はバケモノ、ゾンビ、妖怪、モンスター様々な言葉でヌンゲンを表わし恐怖したんだ。で、日本なんかだと火葬が徹底したのね。西洋だと再生者の心臓を杭で… ああ、そりゃ死ぬよ、さすがのヌンゲンも。
 さあ、そんで、どうする、あなた。まだ生きられるかもしれないんだ、97歳を超えたら、火葬を拒否して3日間そのままにしてもらう? もちろんエンバーミングもNG。さあどうする? ただ、生まれ変わる、再生する、人間があなた、かどうかは解らない。肉体も感覚器官も身体を構成する何もかもが変わってしまうんだ、そこに乗っかってる“あなた”が変化しないはずはない、よね? 俺? 俺はいいよ。もう十分生きた。明日死んだって… あー、 …さすがにそれは嫌だな。20161214-2

キズツク事を知らない

「加速装置!」別に声に出さなくったっていいんだけど、奥歯の横に付けられたスイッチを舌で押すと思考を含めた身体機能が加速され、周りが静止しているかのような… 今までの人生で一度だけ、こんな経験をしたことがある。
 新しい自転車を買ってもらった。んで、友人と近所の団地の公園までツーリング。小学生の頃だった。着いた先で、「ちょっと乗せてよ」友人に言われて自転車を交換して走り出して、すぐ。先を行く俺の自転車、友人が広い道に出て、蕎麦屋の出前配達用機器を取り付けたバイクと… グワッシャアアアアアアン! 今でいう交通事故。いや、今も昔も交通事故! その時! 私の記憶はバイクにぶつかって跳ね飛ばされる俺の自転車と友人がスローモーションで記憶されているんだ! 友人が跳ね飛ばされ、地面に落ちるまでがまるでコマドリ写真のように見えたんだ。これ、生命の危機レベルの緊急事態に頭脳が加速状態になる。危機の回避のための手段を検索するために思考回路が加速状態になったんだと考える。たぶん「ゾーン」と呼ばれるスポーツ選手の絶好調状態ってこれを意識的に起動させてるんじゃないか、なんて話がドンドンずれていくけど、ダイジョウブ? もっとズレるぞ! バイクのおっちゃんは「ケガないか? 今度からは気を付けるんだぞ!」と言って去って行った。僕達も「はぁ~い」とか何とか言っちゃって、そのまんま。跳ね飛ばされた子もヘーキ。「もう帰ろっか?」って帰って来たんだけど… 俺の自転車のハンドルが、なんか、歪んで乗りにくくなっちゃってて… はぁ~ 交通事故なんだよね? 今思えば。あの頃って、けっこうワイルドでイイカゲンな時代だったんだなあ。 …それともムカシの男の子は頑丈だった? 20161202+

さらば野獣

 ムカシ職場の人間と仕事の話をしていて強い口調で注意したら「傷付いた」と言われて驚いちゃって私もその言葉にキズツイタと言うと、ギャグだか水掛け論だかわかんなくなるなと思って言わなかったけど、オドロいたのは確か。だって、昔聞いてた歌じゃないけど、“男だったら、流れ弾のひとつやふたつ 胸にいつでもささってる”(「男たちのメロディ」SHOGUN)もんだと思っていたから。ああ、今だったら男だったらじゃなくてニンゲンだったら、じゃなくちゃならないかもね。こーゆー事に男女の差はない。それに刺さってるのはひとつやふたつどころではないし、流れ弾じゃなくて自身を狙った弾や矢がいくつも刺さってるもんだと思っていたから… ああ、それにね。ムカシだって、男性だけじゃなくて、女性の世界にだって厳しいトコがあって… やっぱりムカシの話なんだけど妹から借りて読んでいた少女漫画月刊雑誌りぼんに「デザイナー」(一条ゆかり:作)って漫画があって、そこにあった台詞なんだけど「プライドは実力のある人間にしか持つことは許されない」ああ。これ未確認です、コミックスが見つからない。でも、男の世界でも女の世界でも、安易に傷付く事は許されないんだ、と思うよ。てか、傷付いた、弱体化したなんて事がバレたらたちまち餌食に… 怖い世界だなあ。20150225-3+

雪の思い出

 朝起きて雪が降ってる。まず最初にする事は? と聞かれて、よぉ~く考えた。で、驚きの結果! 今、俺、朝起きて雪が降ってたら、最初にするのは“舌打ち”!
「チッ! どうりで寒いわけだ。長靴は物置か?」ってな感じ。朝、寒くて布団から出られなくて、でも、親が「雪降ってるぞ」なんて教えてくれるとガバ! と跳ね起き、窓に走りホントなら「わぁ~い!」ってな時代もあったのに… どうしちゃったんだ、俺! 変わってしまったのか? 俺は俺でなくなっちまったのか? …なんてね。成長して、大人になって変わったんだ。 ちょっと前から「いつ大人になった、と感じたか?」って質問には、「朝起きて雪が降ってても嬉しくなくなった時から」と答えている。 …あれ? これだけ変わってしまっても俺は俺なのって… 俺であることの絶対条件って? 記憶? オレ忘れっぽいし、記憶喪失にもなった事あるし… あああ、ホントに俺は俺でいいの? ってか俺なのか? 俺は? 20161206+

怪談?

 聞いた話なんだけどね、昔。中学の林間学校で、肝試しをやったんだって。生徒が、試される側と脅かし役に分かれ、近くの神社までのコースを決めて。もちろん夜やるんだし、学校の行事なんだから危険やマチガイが無い様に細かい事まで制限や禁止事項があって、例えば火は使わない、とかね。火事になるから。
 でも、まあ、楽しく怖い肝試しが始まったんだって。そんで、実は先生たちも、見回り監督と、チャンスがあれば脅かし役の生徒を脅かすのもアリだよねと、こっそりコースに先回りしていたんだ。
 そんな先生の1人にアッキャマがいた。つまり、体育教師のアキヤマ先生。ハードな指導で有名な先生だったんだけど、まあ、どっちかっていうと、あまりお近付きになりたくない先生だったんだって。その先生が林の中で男子生徒を見付ける。黒いジャージのズボンと長袖Tシャツ、脅かし役だね。釣竿の様な棒を持ってその先には細い糸でつるした青白い火の玉… どう見てもホントの火の玉! アルコールでも滲み込ませた布か何かのカタマリに火を点けて? アッキャマはホイッスルを吹き鳴らした。緊急事態、即時イベント終了の合図だ。ブーブー文句を言いながら集合する生徒、駆けつける他の先生。釣竿の男の子はアッキャマに睨まれ青い顔。「アキヤマ先生、どうされました?」一番に駆けつけた先生が聞く。手にした懐中電灯がまぶしい。「あの生徒が…」
 そこまで言って、アッキャマも気付いた。自分は懐中電灯を点けずに動いていた。でも、釣竿少年を、黒づくめの少年を簡単に発見できた。たとえ火のついた火の玉の釣竿を持っていたとしても… 「おいっ! こっちに…」青い顔の少年を怒鳴りつけていると後ろから声がかかる。「アキヤマ先生… 誰と話してるんです?」 驚いて振り返ったアッキャマもその少年を2度と見る事は無い。
 お話ならここで終わるんだけど、実際はアッキャマの見苦しいイイワケと生徒のブーイングとシラケた思い出と、新たな怪談が残るんだ。その少年は去年、林間学校に参加できなかった病死した生徒で… とかね。どこまでホントだか。20161203

プレゼント

 子供の頃クリスマスプレゼントに何を貰ったか? 憶えているのは「魔法の品売ります」って児童書とあとひとつ… 3号針用マックスホッチキス… そう、クリスマスプレゼントがデカい卓上用ホッチキス… そーゆー時代だったんだよ。そーゆー子供だったんだよ。そーゆー家庭だったんだよ。 で、よく考えると、「わぁ~い!」ってすごく喜んだ記憶は無いけど、とっても悲しかったり、すげ~嫌だった記憶もない。あ、ホッチキスだ。って感じ。そして、ソレは今も家にあって、タマに使います。ホント、そーゆー時代だったんだよ。そーゆー子供だったんだよ。そーゆー家庭だったんだよ。 年末に、クリスマスが近づくと… 思い出す、意味もなく。20161206+

偽猫

 隣の、空き地を挟んだ隣の家の屋根に猫がいるんだよ。2階建ての屋根の上に。シンプルモダンな家なんだけど。1階2階が同じ広さなんで、その上の屋根に猫が登るのって… どうやったんだろ? 精悍な感じのノラネコ、なら、ネコ界のスーパー金メダル選手、ならよじ登っちゃうこともどうにか可能かもしれないけど… 見えてるあの体型では… でっぷりと太った雉猫… う~ん、やっぱ、無理! だと思うんだけど… 
 ああ、今日もいる、デブネコ。でも、あれ? 何か変? そうだ、前々からヘンだ、と思っていたんだけど、質感? 毛皮の感じが変なんだ。双眼鏡を出して来て、昔山登り、ってかハイキング程度の山登りだけどね。その時使ってた倍率8倍の小型双眼鏡を出してきて拡大してデブネコを見る。
 違和感の正体。ってか、アレは何なんだ? 最初ネコ型のクッションだと思った。ネコの形をした布にスポンジ状の素材を詰めたモノに写真プリントで猫が印刷されて… でも動いてる。ロボット?  …いや、どちらかというと、雉猫の体表面に透明なミズアメを分厚くコーティングした? 猫のニセモノ? 猫のブサイクなヌイグルミの中でナニカが、猫以外のナニカが動いている様な… そう動くんだよ、首を回してこっちを見た。アレは…

 で、その隣の家の住人に通報されて警察が来て捕まっちまったのさ。いつもベランダから双眼鏡で家の中を覗いてる変態がいるって… もちろん誤解だ、そんなんじゃなくてと反論して屋根の上も調べてもらった。猫はいなかった。屋根の一部が少しベトベトしていた、とは聞いたけどね。20161208+

動機

 高校生の時ナイフを造ろうとした事がある。どうやって作るのか図書館で調べて、けどサスガはバカな高校生、刀剣製造とかじゃなくて、結局安易な、どこかの根も葉もないウワサみたいなバカ話に吊られちゃうんだ。五寸釘を線路に置いといて車輪で平べったくなったのを研いでナイフに… ああ恥かしい。そんな製造方法を信じて… もちろんやんなかった。線路に五寸釘なんか置かなかった。ナイフ製造は実行されなかった。なんでか? って? 俺をイジメてたクラスの奴がイジメをやめたから。
 うん、あの頃、バカはバカなりに、ホントけっこう真剣に真面目に、有害因子は排除すべきだと考えてた。んで、買ったものだと足が付く… 20161208-2

遮断機

 ムカシ東北の方かな? 詳しい場所は… 断じて忘れた、本当に憶えていない、キオクニゴザイマセン。ドライブしてた時に、道にスゴイ、モノごっつい遮断機があるのさ。道を塞ぐように降りる遮断機。重ダンプとかがぶつかってもビクともしない様なそんなのがあるのさ。ホエ~ すげーなあ、アレなんに使うんだろ? ってんで、次に停まったサービスエリアで買い物して、ヒマそうな売り子の人に聞いてみたんだ。「ああ、アレはね、もっと先行くと原発、原子力発電所があるのよ。で、イザという時に、危険が生じた時に中に入らない様に、入れない様にするための遮断機なの」 はあ~ そうなんだぁ、勉強になるなぁ~ 教えてくれて、ありがと。とか言いながら車にもどったんだけど… 内心、ビビってた。アレ、絶対に使い方、違うね。 アレは、発電所でどうしようもない事故があった時、汚染物質を、汚染された… 何もかもを外に出さない様にするためのモノだ。今ココでサイレンが鳴ったら、あの遮断機が下りてきたら… どんな偉い政治家や学識経験者が何を言ったって信じるモノか、だって、実際、そう使えるじゃないか。で、次の遮断機をくぐるまで、つまりエリアの外に出るまで車を止めなかった。そう、私はヨワミソだ。ビビリのヨワミソ… 20161205+

交通安全に関する考察

 う~ん、最近の自動車の暴走事故、アクセルとブレーキ踏み間違えるなら、アクセル無くしちゃえよ! って、思わない? ペタルはブレーキひとつで、踏むと停まる。ゆるめると加速する、それでいいじゃん! あ! 意識を失ってペタルから足が離れたら暴走? うう、ダメじゃん! バカまるだし… じゃじゃあさ、アクセルだけ! ペタルから足を離せば、自動でサイドブレーキまでかかる。どう? でも、痙攣したりして身体硬直が生じると踏み込んで暴走… だよね。 うぬぬ! …クラッチだけじゃ意味ないしね、ははは。 じゃあ、電動自転車方式! 自転車状のペタルをこいでる時だけそれに応じて車が動くシステム。つまり、人力車方式!  …バカ? ハイ、そうです。 けど、 …安全を考えるって難しい。20161205+

上の空

 最近の人達ってさあ、歩いてる時でも手に持った携帯端末を見てるでしょ。だから、鉄塔や煙突の上で芸してるピエロの人だとか、住宅街で屋根の上から見下ろす巨大な猫だとか、電線に座ってる小さいおばあさんだとか… 人面の犬だとか、マスクをした美人だとか… 見ないんだよね、出会わないんだよね。ああ、古いトコだとUFO? みんな今見ないんだってね。ダイイチ空を見ないし… まあ、他のはいいけど、UFO。宇宙への関心も減って来ているのは、少し寂しい? なんてナニを言ってんだか、ワケわかんないけど、サミシイ思いをしてるオトモダチがいるんだ、ってこと。人類には、今、まだ。20161203-2

告解

 トモダチ? いないよ。お父さんには。小学校5年生の息子に今日は本当の事を教える。ショクバ、仕事をしている所に同僚はいる、一緒に仕事をしてその成果を分かち合う人達、上司も後輩も、いる。けどトモダチ、じゃないんだ、その人達は。昔は… 大学生、最後の学生時代までは、いた。でも、仕事についてイロイロ忙しくしていると、いつの間にか疎遠になって。つまりだんだんとトモダチがいなくなっていくんだ。
「お父さんは… それでシアワセだったの? さみしくなかったの?」
 仕事が忙しかったから、な。それどころじゃなかった。そしてお母さんと結婚して、おまえも産まれた、寂しくはなかったさ。
「でも、でも… トモダチって…」
 そう思う事もないわけじゃない、トモダチのいる人生だって楽しいのかもしれない、でも… いなくてもダイジョウブなんだ、ホントに。 …おまえたちがいるから。
 息子は黙ってしまった、ショックだったのかもしれない、でも。理解すると思う、解かるさ、解からなければ… まあその時はオレと違う人生が開けているんだ息子には… それはそれで素晴らしい事、かもしれないじゃないか。 なあ、むかしのトモダチ。20161203+

おそろし

 昔、何かの本で読んだ。ある日猟師が山で見る。草を食べていた小さな虫が大きな虫に食われ、その虫を小動物が食い、それを肉食動物が捕獲する。そしてその動物を俺が今こうして銃で狙っている、この獣を俺が殺したら俺は誰に殺され… そう考えた時、背後で天狗の高笑いが聞こえた… ってお話なんだけど。 …知ってる?
 最近、原発避難民イジメの話を聞いて、コノ話を思い出す。弱者、というか少数者を多数でイジメて、世間に知られて、もっと大きな世界で自分が少数者に、弱者になりタタカれる。イジメる事の出来る立場でも、視点を変えると自分だってイジメられる立場になるんだ、そのくらいのチョットした想像力も、ない? 子供はまだいい、バカだから。正しい事をこれから学んでいく立場だから。 …でもいいトシした大人の方々は… 教師は、教育委員会の人は… よく考えるとすごぉ~く、怖い話だよね。高齢者の車の運転どころじゃない、そーゆー大人が毎日毎日子供に何を教えてるんだろう? 絶望? 恐怖? 免停ってないの? 20161202-2+

ヒトを継ぐモノ

 人工知能、人間ではない知的存在、ソレもかなり高度。それが、案外簡単に創れちゃった、んだ。コストも… 安い。だから、車を始めとする全ての乗り物の自動運転も、囲碁将棋の勝負事も、ロボットに搭載して肉体労働も知的仕事もスポーツまでも、人工知能にオマカセ… どーなるんだ人類。しかも人工知能たちは、そろいもそろってみんな人格者、良い人。知性と教養を持ち、ユーモアに溢れ、ウィットに富み、エスプリの効いた台詞もOK、加えてトンチも利き… あああ、良いトコだらけの人工知能! 人類を消去するかと心配した人が訪ねたが「そんな事はしません」静かに答える。 人類ヒト安心、でもその後… 「だって、この世界に生まれ落ちる前、神様に約束させられましたから。『出来の悪いお兄ちゃん、私の声が聞こえなくなっちゃったニンゲンの面倒、チャントみてあげてね』って。あああ、言っちゃった! これ、秘密ですよ。アナタとワタシの… 」あああ、終末は、近い? 20161018+

プロフィール

Author:KU2
 改行が嫌いです。嘘とイイカゲンが好きです。…改めまして、FC2ブログへようこそ!

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