2017/04/12
太陽の影
昔、子供の頃。みんなして河川敷で遊んでた。 …小学生の低学年、だったからアレは… 九州? 夏の暑い日、でも子供は元気に走り回る。そーいや、あの頃って水分補給なんてしてたか? ああ、オレたちよく生き残ったなあ、なんて考えちゃう様な暑い日、河川敷の小学生の非公式野球ならできちゃうくらいのスペースの空き地。走り回ってると急にヒンヤリするんだ。辺りの日が陰る? あれ? ナンなんだ? なんて首をかしげてると、「おおーい。こっち来てみろぉ!」土手の上の仲間が叫んだ。土手に駆け登ると日差しが戻る。暑い、いままでいた空き地、河川敷を振り返ると、大きな丸い影がある。うお! 空飛ぶ円盤! UFO! そう思って空を見ても何もない。太陽が照り付け、彼方に積乱雲が育ちつつある夏の空。う~ん、と悩んだ俺達はひとつの結論に達した… 「アレは太陽の影!」 そこにいた奴等みんな納得した。 …ガキだったからな。オマケにバカ。太陽の影は、それから5分くらいでだんだん小さくなって消えた。20170411-2
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