2017/10/19
アルハンブラ宮殿の思い出
家に帰ってくる。独り住まいだから、自分で鍵を開けて。 でも「ただいまあ」と声を出して家に入る。 そう、長年の習慣はチョットやソットでは変えられないんだよね。ちょっと、…哀しい。スーパーのレジ袋を持ったままキッチンに向かい、冷蔵庫の扉を開くと… !あれ? あれアレあれ? なんだい? どうして? なんで? 冷蔵庫イッパイに、扉のポケットにも、バターが入ってる。アノ黄色い紙箱が満杯状態。雷印? 我が国北部の大きな島が描いてある箱。トーストの上でとろけてるバターの写真が使われてる箱。その他、「濃厚」とか「特選」とか書かれたモノや、とにかくイロイロ、でも全てバター。ぎっしりバター。うろたえて、ヨロヨロとあとずさりして、手からレジ袋が落ちる。袋からレシートと買って来たバターが10個ほど飛び出す。あれ? あれアレ…
ムカシ海岸の砂浜、まだホントに小さい子供だった時、波打ち際で寄せては返す波に足元の砂をすくい取られて… 意味も無く泣いた。 なぜか今、その時の事を思い出して… 泣いた。20171016+
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