FC2ブログ

帰り道

 でさあ、急に声カケられちゃったから、ビックリしてさあ。10分前までは知らない子だったんだけど、今は1年生の時からナカヨシッ‼ って感じで話してる。
 図書室で本読んでて、オモシロくってどんどん読んでて、カギ閉めに来た先生に「まだいたのか! もう暗くなるぞ。すぐ帰りなさい!」言われてしまって、まわりを見ると私ひとり! あわてて校舎をでるとホントもう空は空色じゃなくて、夕焼けももう終わりで、星もいくつか光ってて… うわぁ、マジヤバ! って時。ダレモいないハズの校庭の真ん中で「イッショニカエロ」ってポン! カタたたかれたんで、ヒェエエエエ… だったんだよお、飛び上がっちゃったんだよぉ。でも、その子、ハナちゃんもビックリしてた。ハナちゃんはね、名前がハナコさん。 さいしょ聞いた時はさ、トイレの… って思わず言ったら、マジメな顔で「それはやめて」って言われちゃった。で、じゃハナちゃんって呼ぶ、って言ったら笑って「OK」だって。 おんなじ3年生で、クラスは違うけど家の方向は同じだった。クラスのコト、先生のコト、マンガやテレビの話もした。
 そして、辺りはすっかり暗くなっちゃったけど、私の家の前まできて、私ンチここなんだけど、ハナちゃんチはもっと先? って聞いた。コックリとうなずくハナちゃんが私に聞く。「でもさあ、最初、校庭で声かけた時、なんでそんなにおどろいたの?」 ウ~ン、ナイショだよ、と言ってから答えたの、こわ~いオバケかと思っちゃったから、って。「アハハ!」ハナちゃんは笑った。「ワタシ、怖くないのに… 」 そして消えた。20171215-2
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

Author:KU2
 改行が嫌いです。嘘とイイカゲンが好きです。…改めまして、FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR