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罪業

 その人は昔職場にいた女性だった。バイトで来ていて明るくて誰にでも好かれて、上司が「アタリ」って言ってたのに誰もがうなずいてた。 でも、ある時から、変に、まあ普段はイツモのトオリ明るくハキハキ、有能なんだけど、私を見る時だけ、なぜかカタマッテ瞳がウルウル、緊張して、ある時なんか、私が声をかけたら泣き出しちゃって… で、しばらくして辞めてしまった彼女。その時は私がナニかした? と本気で上司と同僚と後輩とバイトに、つまり職場のミンナに詰め寄られた、もちろん断言できる。彼女に対して私にやましい事はコレッポッチも無い! ほんと!
 で、偶然にも、3年ぶりに都心で鉢合わせ、少しふっくらとした彼女は、やはりとてもオドオドとしてだけど、私に言った。 「まだ、連れてらっしゃるんですね? 彼女」 昔の職場のバイト女の視線の焦点は私じゃない、私の後。 あああああああ! 思い出したくない事を、忘れようとしていた事を、忘れていなければならなかった事を! 全て思い出してしまった。 …肩が急に重くなる。20171224-2
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