FC2ブログ

濡れ衣

「あんたが死んだ場所を面白半分にのぞきに行くやつを呪うなら、そりゃアンタが正しい。怖い目に合わすなり、ケガさせるなり、殺すなり、好きにして。だけどね、孤独死したアンタの部屋を掃除に来た俺達にナンカするような事があったら、タダァジャアァ オカネェ! …では始めさせていただきます。」 いつもの様にオヤジさんは宣言して、で、皆で仕事を始める。オヤジさんの宣言通り孤独死した人の部屋の清掃。 でも、オヤジさんとこの仕事をして1年半になるけど、アノ怪談や都市伝説によくある様な話は一切ない。 なかった。けど、今日、人型にシミの付いた畳の撤去中に、グラグラグラ! 部屋が揺れて「ヒゃッ!」誰かが叫んだ。後輩オガタがすぐスマホ出して、しばらく沈黙が続いたが「このヘン震度4、津波の心配はありません、だって」 ああ、やっぱ地震かよ、なんだ、ビビったぜ。 けど「誰が言った?」オヤジさんが言う。「誰が言ったんだ? 『ヒヤ!』って… 」 沈黙… オヤジさんを含めて俺達3人誰も言ってないのは、明らか。だってアレ… 女性の声だった。20171229-2
スポンサーサイト



コメント

ありがとうございます。

ご訪問頂きありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。
非公開コメント

プロフィール

Author:KU2
 改行が嫌いです。嘘とイイカゲンが好きです。…改めまして、FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR