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人間がいない

 西暦2122年。この国では少子高齢化が進み、国家を維持するための人材が慢性的に不足していた。これに対するため、曽井連都社では人造人間の開発に着手、5年という短期間で人造人間サイレントの大量生産に成功した。サイレントは他社の追随を許さぬ優秀な製品で、瞬く間に社会に浸透し、この国の維持になくてはならない存在となっていった。
 時に2130年、曽井連都社の幹部、斉門が死亡する。事故か自殺か殺人か? 捜査を開始した警視庁、捜査一課の孫刑事は殺人の確証を握るが、それは曽井連都社の最高機密と、国家的陰謀に関わる事でもあり、孫刑事は様々な捜査妨害を受ける。そんな中、先輩の剃刑事の死と引き換えに人造人間サイレント製法の極秘情報を入手する。しかしその直後、暗殺者達の襲撃を受け、辛くも彼等を倒すが自身も深手を負ってしまう。病院に運ばれる救急車の中で孫刑事は叫ぶ、「サイレントは人間だ! 医療機関で大量に集められた精子と卵子から作られる人間なんだ! 早く何とかしないと、今に原料調達の為に、人間を飼うようになる! サイレントは人間だ!」 人影の絶えた街を走る救急車が遠ざかってゆく。
 え? ああ、「ブレードランナー2049」は見てない。見たのは「ソイレントグリーン」… 20180106-2
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