2018/04/03
ずっとそこに
ずぅっと、そこにいるんです。彼女が指さす先に、私は何も見る事は出来なかったけど、何故か背中にゾクリとするモノを感じた。 …感じて、しまった。 明日からは花見ができる、そんな河川敷の桜並木の一角、だったのだが。 …でも、感じてしまった、認識してしまった、知覚してしまったんだ。ソレを。そして魂にそのやり方を覚えさせてしまったから… それからは見える様になってしまった、ってワケだ。 だまし絵の老婆と美人、1回見方を学んでしまうと… もう見ないでいる事は不可能、そんな訳で、毎年、私は見てしまう、その木の下の段々と型を成す、嗤う仏を。20180123-2スポンサーサイト
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