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 防犯ブザーの話をした。作動してるのに、スゴイ音量でブザーは鳴っているのに誰も出て来ない住宅街の通学路。さあ、ここからは妄想です。 小学生のタチバナ君は下校時に防犯ブザーをイタズラして作動ピンを引き抜いてしまった。アワ、アワ、アワ… と、オオアワテなんだけど、あわててるのは、パニクってるのは、自分だけ。視線を感じて、なんて事はホントがどうかはもうわからないけど、振り返って見た2階屋のカーテンがさっと引かれて閉じた。誰かが見ていたのに… それからタチバナ君は大音量で鳴る防犯ブザーを持って、 ―捨てるわけにはいかないものね― 家に帰った。家に帰るまで防犯ブザーは鳴りっぱなし、でも何も起きなかった。誰にも声をかけられなかった。家に着くと、共働きなんで両親ともいないんで、防犯ブザーはそのままランドセルに付けたまま鳴らしっぱなし。タチバナ君はそれを自分の部屋でじっと見ていた。そしたら夕方までには、段々、音も小さくなってきて… 翌々日、朝ご飯を食べてる時にお母さんが「何か鳴いてる?」と聞いて、家族みんなが ―お父さんも妹も― 「は?」と言ったので、それは無いことになった。音もしばらくして完全に鳴り止んだ。 タチバナ君はそれから、小さなナイフを何時もポケットに入れる事になる。そして成長するに従って持つナイフも大きくなっていった。20180512+
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