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最後の日

 朝、つうがくろのいつものばしょでホリイ君とあった。「おは!」ハイタッチするホリイ君はニコニコしていてとてもうれしそう。おは、ナニかいいことあったの? ボクが歩きながらきくと、「うん! もうおわったんだぁ。これでもう帰れるんだ」 ? 帰るって、いまから学校に行くんだぜ? チッチッチッ、ひとさしゆびを左右にふってマンガのめいたんていみたいにホリイ君は言った、「ちがう、ちがう、ちがぁあう。そーじゃなくて、帰れるんだ、もとの世界に。おゆるしがでたんだ、ああ、○○さば… 」さいごのコトバはよくわからなかった。 ホリイ君は、言ってから頭のてっぺんをくしゃくしゃくしゃとするとてっぺんが開いた。頭がキンチャクのように、てっぺんがほわ~っとひらいて、中から白いうすいはだかのホリイ君が出てきた。せなかに小さなハネがはえていた。パタパタ… 音はしなかったけど、そんなかんじでホリイ君は空たかく小さくなってきえちゃった。 …しかたないからホリイ君のヌケガラとランドセルを持って学校は行く。とちゅう、やっぱりだれかのヌケガラとランドセルをもった子どもとあった。クラスのハイダさんも赤いランドセルとヌケガラを持っていた。 きょうしつに入るともう先生がいてこくばんの前でニコニコしてた。ホリイ君のつくえにランドセルとヌケガラをおいてじぶんのせきにすわった。ぼくたちはまだ半分も来てなかったけど先生はしゃべりだした。「先生は今日これから帰ります」 あ~あ、がっきゅうへいさ… になるのかな? ホリイ君とオンナジか? なんて考えているうちに、先生は頭のてっぺんをくしゃくしゃしだして… 黒い小さな先生が出てきたんだけど、せなかの小さなハネはコウモリのハネだった。アハハ! 先生はアクマ?! きょうしつの開いたまどから出てゆく黒い小さな先生を見て、なんかちょっと楽しかった。20180606-2+
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Author:KU2
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