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 ビジネスホテルで寝ている。空気が乾燥しているからか、喉の渇きで目が覚める。時計を見る。2時40分… ドンドンドン! 突然ドアが連打される。ドンドンドン! ドアの外、通路側で声「御客様! お開け下さい! スグニ!」 な、なんですか? と訊こうとするが… 何か変だ? ドンドンドンドン!! 「おぎゃぐざば! 開けでぐださい! ズグニ!」 ドンドンドォンドン! ドアを叩く力が異常に強いんだ… スチールドアが軋む、衝撃で歪んで… ドォンドンドオンドン! 「ごぎゃぐざば! アゲェロ! ごごあげろおおお! ゴオォオォオ!」 火事か異常事態で動転したスタッフ? けど言葉と言葉の間に、クックッと小さな忍び嗤いが混じる。緊迫すべき状況なのにどこかタノシゲな感じが。歪むドアから離れ、サイドテーブルの受話器を   ピ、ピピピピピピピピピ… アラーム? え! 目が覚める。カーテンの向こうが明るい。 …アレ? 夢? ベッドから降り、ドアへ… ドアは、歪んだまま。こちらがわ、内側に脹らむ様に歪んでいる。 開くのか? U字ロックを外し、開錠しノブを回して… よかった、ドアが開く。 ? 通路の雰囲気が、何か違う。振り返る。先ほどまで明るかったはずのカーテンの向こうが、暗い? まだ? 今何時だ? 「アゲェダ」背後であの声が 20180317-2
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Author:KU2
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