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知らない怪談

 私の死んだ親父は怪談話をひとつ語れたらしい。死んでから知った。聞いときゃよかった、ネタになったのに。でも、それがマタ長くて、全て語るのに3日ぐらいかかる? んだって。何なんだ? そーゆー怪談なんて聞いた事ない。3日も怪談話を聴けるかっ! 語るのに3日かかる怪談って何なんだよ。 …でも、時代劇? 昔の話で、男が逃げて、沢山ある巨大な提灯の中に隠れるんだけど、灯が燈ると提灯に影が映り隠れているのがバレてしまって… なんて話らしいんだけど… 誰か知ってる?
 語り手は死んだ、もうそれがどんな話で、出典はナニ? なんて全てわからない、誰も… 誰も? これ妹から聞いたんだ、妹は聞いたのだろうか? 親父から大長編怪談話を。3日かけて? どうなんだ? 妹は今アメリカ、ちょっと電話して聞くって訳にはいかないトコにいる。話も話だし。 …ああ、“嘘吐き”としてはとても残念。 そして溜息を付く。親父という男が1人死んで、イッタイ幾つの話が消えたんだ? 俺は、俺が死んでも俺の話は残したい、誰かに読んで欲しい、知ってほしい、出来ればわかって欲しい… 「話’ ―てんではなしにならない―」はそんなブログ。 ああ、ちょっとハズい。 20180702-3+
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Author:KU2
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