2018/07/19
愚かな神様
そこは先住少数民族の恐れる不思議な場所。そこにモノを置いてきてはならない。忘れてきてはならない。捨ててきてもならない。そこに住む愚かな神様の貢ぎ物になってしまうから。愚かではあるが律儀なその神様は、モノを置いてきた人を真夜中に訪ねる。そして「おまエのみっつのネがいをかナエてやロう」と告げるのだ。今までいかに多くの人がこの神様に願いをかなえてもらったか、あまりに多過ぎて…けど、今まで多くの願いを、様々な色々な多彩な願いをかなえた神様だったけど、最近少し不思議に思う事がある。 …なぜ? みんな、だれもが、それぞれ必死に考えたであろう違った願いをするのに、そしてそれを私はかなえてあげるのに、最後のラストの三つめは必ず… なぜ、オノレの「安らかな死」を願うのだろうか? 1人残らず。 どうして? 20180715-2
スポンサーサイト
コメント