FC2ブログ

対策

「アカシ君、ズボンもパンツも下ろして、そんで『ぷろぺら~』って言いながら自分の男子生殖器を振り回しなさい」美しいお姉さんが教室の後ろから入って来て、正確にアカシ君を指さし命令する。教室後ろ黒板の前から、美しいお姉さんが。美しいのはプロポーション、顔は… 某プロレスラーがしてるような黒くて顔に張り付く様なサングラスでよくわからない、けど多分美人。「えええ! 何でそんな事オレがしなけりゃならないの? … イジメ? おねいさんがぁ?」アカシ君がヘラヘラと答え、担任の先生も割って入る。「何言ってんですアンタ! いきなり教室に入って来て」美しいお姉さんは「シライシ先生、ですね。ワタクシ、文部科学省から参りました。教育問題特殊調整員です。詳細は校長先生からお聞きください。アカシ! 60秒以内に私が最初に口にした事をしないと、後悔するよ!」そして付け加えた。「プロペラでイジメってすぐ言えたのは… なぜ? まあ、答なんて期待してないけど。聞くわ、アカシ、国家権力に逆らう? お父さん、今の会社でリストラ対象になってるの知ってる? お母さんあと2週間で強制退院でしょ。その後の受け入れ先は? さあ、あと20秒」アカシは急にズボンのベルトを外しだして… 「アンタなんて事を!」教壇で叫ぶシライシ先生に「あら、シライシマコト先生、貴方も対象ですよ。情報収集能力と危機管理能力の欠如、かなりの減点です。以後の発言には細心の注意を払われた方が良いと思いますわ。失職したくなければ」 きゃ! 女子生徒の声が飛ぶ。アカシがプロペラを始めた。お姉さんは言う「『きや』? 今さら? このクラス全員『プロペラ』を初めて見るワケじゃない、よねぇ。現時点からこのクラス全員が特殊環境下での監視対象です。今後この環境内で反社会的行動や傍観者的態度が確認できれば全員… 『処分』の対象です」 17年しか生きてないけど『処分』の怖さは知っている。『処分』、患部を摘出しリハビリを受けた後、笑ってる人を見た事は無い。どうやら殺される事は無い様だけど、帰って来た人は… ニンゲンとは、いえない。 この国にはイジメはないよ、小さい時に聞いて安心した記憶がよみがえる。 …でも、まさか、こーゆー事だとは。20180901-2
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

Author:KU2
 改行が嫌いです。嘘とイイカゲンが好きです。…改めまして、FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR