FC2ブログ

帰路

 深夜、自宅への帰り道。人通りは少ない。早く帰ってシャワー浴びてビールと、アレ? ツマミは何があったかな? などと考えながら歩調を上げると、前を歩いてる人がいた。カツン、カツン、カツン、ヒールの音? 体型からすると、女性? 歩幅が違うからどんどん追い付く、俺。 あと少しで追い抜く、って時、その人が突然チラと後ろを見て、やっぱ見知らぬ女性だった。で、走り出した、小走りで。カツンカツンカツン。あ~あ、オドカしちゃったかな? と申し訳なく思いながらも歩調はそのままで歩いてくと、追い付いちゃった。少しマズいな、と思ったけど、俺だって早く家に帰りたい。ええい、追い抜くぞ、って時にその女性、またチラと振り返って、小走りで走り出す。カツンカツンカツン。 …なんかムカツク。 またしばらくすると… 追い付いちゃったよ! 俺、完璧に変質者に思われてるよ! ッタク! ホラ、正解! カツンカツンカツン! 走り出した。走るなら走り抜けろよ! よく、性犯罪がいかに非人間的かを訴える女性に対して「オメーみたいなブス襲わないよ!」などと罵詈雑言を投げ付ける人がいるけど、そーゆーのって×(ペケ)だと思うけど、 …けど、けど、いま少し同じ言葉を吐きそうになっちゃってる俺がいます。クソクソクソ!  あ! 良かった、角を右に曲がった。俺はまっすぐ。これで一件落着、ってかウヤムヤ。あの女性、きっと「昨日は変態に追いかけられて怖かった~」とか言いふらすに違いない、ま、俺には関係ない話、だけど。まあ、良かった。ああ、家まであと少し… ? 気配が、足音が、する? 後ろ? ズシン、ズシン、ズシン… 近付いてくる。ああ、もすぐ背後に。チラと振り返ると見上げるばかり身長2mのスキンヘッドの夜なのにサングラスの男! 俺、思わず小走りに… 20181024
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

Author:KU2
 改行が嫌いです。嘘とイイカゲンが好きです。…改めまして、FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR