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愚者の鏡

「あ! あああ、お前生きてたのかあああ!」ハヤシダが大げさに騒ぐ。大学の同級会、3年ぶりに出席したらこれだ。2年前は風邪ひいて、昨年は出張が重なって欠席。ホント顔合わさないとどんなウワサが流されるか、わかったもんじゃ… え? ナンか変? え? 冗談じゃなくて、ホントにそんな話が? 俺が死んだ? で、誰が言ってたんだ? それ? 「ムラキだよ。去年も一昨年もこの会で、タチバナが死んだって… あれ? そーいえば今年はいないな? アイツ。 …え、あれ? オマエ、大丈夫?」 たぶん血の気が引いてマッサオ、な俺の顔を見てハヤシダが聞く。でも俺は答えられないし、ハヤシダを見てもいない。壁際にいるムラキ、3年前に俺が殺した男、そう、死体がまだ見つかってないから、殺人事件になってないから、まだ俺は自由に動けるんだけど… 生きていたのか? いや、そんな筈は… その殺したハズの男のニヤニヤ嗤いから目が離せない。あいつ… 20171204-2++
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