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儚き玩具

 遠出をした。友達と2人、小学3年生くらいの頃? 少し遠くのおもちゃ屋さんに売っている“ネズミのオモチャ”が目的。オコヅカイはギリしかないんで、行きも帰りも歩き。行く時は、目的の“ネズミのオモチャ”がいかに素晴らしいかを考えて、それで遊ぶ幸せに酔い、ってか幸せを想像して舞い上がり、結構な道のりも辛くなかった。 けど… 昼過ぎにやっと着いたおもちゃ屋で見た“ネズミのオモチャ” 2人顔を見合わせて、「どうする?」 ハッキリ言って「思ッテイタモノト違ウ…」 ガッカリ? ザンネン? ボーゼン? まあ、その全てを足してまだ足りないココロのスキマに風が吹き… 手ぶらで帰る道は、ああ、当たり前にバスになんか乗らない、貴重なオコヅカイをそんな事で使ってなるモノか! で、帰り道は2人とも無口だった。夕方、って程ではないにしろ、貴重な休日を台無しにしてしまった事は確定の2人。 …そして、中学になって芥川龍之介の「トロッコ」を読んで… 半分忘れていたあの日の事を思い出した。 “ネズミのオモチャ” 似ても似つかぬ経験だけど、なんか、どこかが、少しだけ… やっぱ、似てないか。 20190415
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Author:KU2
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