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消える世界

 人が消える。コップの水に落としたポリデントの様に、湯船に投げ入れたバスクリンの錠剤の様に… 人が消えてゆく。昔見てた「仮面ライダー」で、強化処置を受けた人間は死ぬ時、光の粒子の様なモノに分解して四散してゆく… あ! もっと昔に読んだ「灰になる少年」って漫画のラストも… 死体も残らない、って事を“悲劇”と捉えての表現なんだろうけど、ホントに、現実がこーゆー世界だったら。どんなだろう? お墓、は作りようがない。亡くなった連れ合いの脈を診て「まだ生きてる! 医者を呼んで!」 おじいちゃんしっかりしてソレは自分の鼓動、脈。おばあちゃんはもう… って事もない。今より、死んだらハイそれでオシマイ的な感覚が強い社会になってる気がする。その社会に生きていたらどんなだろう? とは思わない。この年まで生きて、最後の言葉も交わさずに私の周りから消えていったたくさんの人。「じゃあ」と小学生の時に言ってから今もそしてこれからも会う事のないヤツ、「またな」と中学生の時に… その「また」はまだ来ない。「それじゃ…」ああ、もう一緒にいた事が現実なのか私の妄想なのかもわからない、彼女は実在していたのか? でもそれでいいのだ、と思う。キレイに全て光の粒子に、灰になって消えて… 生きてるか死んでるかは問題じゃない。生きていても死んでいても妄想でもその存在が私の両手からこぼれ落ち、消え去って、散ってゆく。全てが無くなり消える、 と良いなあと思うのはこの部屋にあふれる私のモノ(奥さんはガラクタと言う)のせい。掃除と整理と整頓… しなくちゃ。 …オチがイマイチ、だな。20191006-2
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