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サングロドの花

 終業後、サングロドの花を見た事があるのか? と聞かれたけど、もちろんない。ダイタイそんな植物があること自体知らない。だからそう答えた。 それはキレイなの? 珍しいの? …ひょっとして高価なの? と聞き返したかったけど、そんな雰囲気じゃなかった。…なんか、ちょっと、思い詰めてるような、差し迫った何かがあるような。 でもその聞いた先輩 ―職場の先輩(男性独身)― は、そうか… とだけ言ってオフィスを出て行って、 …そのまま屋上、ペンシルビルの12階の屋上に上がって… そこから一番早い方法で1階まで降りた。 … それから、事あるごとに、色々な人に、様々な場所で、場面で、サングロドの花について聞いた。もちろんその前にネットや事典、本で調べた。わからなかった。あれから40年、今だわからない。問い続ける事に疲れたある日、つい戯れに終業後、若い後輩に積年の問いを話してみる。もちろん知らないといういつもの答えを聞いたのだが、何かが違った。食い付いた、という感覚。これは、この感覚は大事にしなければならない、ナンデ? 疑問は残ったが、でも体は動く。これを確固たるものにしなければ、ナンデ? ドウヤッテ? 警報が鳴る、危険を伝える、でも、身体はソレと逆の方向に、終業後なのにエレベータの▲を押す。ああ、上に? アイツの中でこの問いを決定的なモノにする… ひょっとして、先輩も? これにどんな意味が? でも私はケージの中、最上階のボタンを押す。 …なんで? サングロドの花って、ホントなんなの! 20191006+
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