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帰り路

 職場の飲み会で帰る方向が同じ、ってんで送っていく事になった同僚の女性。駅を降りてどんどんどんどん歩いていくんだけど、もうあたりは真っ暗、でも腕時計を見るとまだ午後の9時ちょっと過ぎ。気心知れた友達なら「ドンダケ田舎なんだよオマエん家は!」なんて笑い飛ばすんだけど、まだそんなに親しくない彼女。でも「毎日こんな道を通勤してるの? 怖くない?」思わず聞いてしまってからシマッタ! と思ったんだけど、彼女振り返って笑って答えた。「ニンゲンの犯罪者なら怖くないわ。いないから。強盗でも、こーゆー道で待ち伏せするのって怖いのよ、ニンゲンだからね。でも、人外のモノなら…」ああ、家まで送るよ、なんて気軽に言わなければ良かった。まだまだ真っ暗な、月明りだけが頼りの道が続く… え? 人外のモノは、どうなの? 聞き逃した答えを聞き返す勇気はなかった。20200117+
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Author:KU2
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