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ぷりん

 深夜2時、フモトのファミレス。その頃まだこーゆー店は24時間営業だった、のよ。で、そこにあまり品行方正じゃない若者3人が騒がしい。「あ~ しかし、ヤバかったなぁ~ アレ、絶対ホンモノだぜ、しかし」心霊スポットから無事、生還。サイコーの武勇伝、って雰囲気を辺りにまき散らす。「けど… 誰だよ、キャ~なんて女みたいな悲鳴上げたの? え? お前じゃないの? タチバナァ~ ちゃう? …じゃ、エンドウ?」ヒイラギが意地悪くツッコむ。「俺ぢゃねぇよ、オメエこそ、ちがうのん?」エンドウがサグリを入れる。「ザケンなよ、なワケね~って」 「じゃ… 」タチバナが続ける。「 …あの『キャ~』は」「お待たせしました」みんな多少ギクリとするが平静を装って鷹揚にウェイターを見る。「クリームスパゲッテイセットと、マグロ鉄火丼セット、スパイシーカレーセットと、それにスペシャルプリンアラモ」「プゥリン? だれだよ、頼んだの?」3人とも、言った本人も含めて全員が首を振る。「確かそちらの…」ウェイターの目線の先、3人が占領したボックス席の奥にいつの間にか女がテーブルに顔を伏せている。いつのまに。少なくとも誰か1人の膝の上を「ゴメン、ちょっと通して」しなければそこには… 声が聞こえる、確かに、女から。「プ、プ、プゥププププププププププププププププププププププ… ぷりん!」面を上げた顔には漆黒の巨大な穴が3つ、 20200211+
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Author:KU2
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