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人類のあさぼらけ

 ヒトが言葉を覚える。エモノ(シカだか野ブタだか野ウサギだか)を狙う2人「オマエはアッチに回れ、ハサミウチだ」「? …ハサミウチってなんだ?」「ああ、つまり、アッチに回ったオマエと、コッチから行くオレとで、エモノを両方から逃げる先が無い様に両方からハサミコム様に…」「おお、なるほど、わかった、了解した。けど、そのエモノがもういない…」 語彙を増やしていくのはタイヘンだったと思う。
 そしてヒトが嘘を覚える。夜道を歩く2人。 突然「オ、オマエの後ろに、アクマがいる!」ヒトリの男が叫ぶ。 「え! ええ~! …あれ、いないよ?」振り返った男が言う。「あっはっは~ ホントの事じゃなくて、ソウじゃない事だから… ウソだ! ソウの逆でウソでしたぁ!」「そうか、ウソか… ホントの事じゃなくて。じゃ、オレも…  オマエの後ろに、アクマがいない~!」「 …え?」 瞬間凍り付く最初の男、恐るおそる振り返ると… 「あ! ホントにいない! …そうか、ウソを言うと思わせてホントの事を言ってウソにしたんだな」「あっはっはあ~ その通り~」 こうして嘘の技術は瞬く間に飛躍的に高度複雑化して行くのであった。
 人間が新しい事を覚える。 …今の私には想像もつかないけど、でもその先は結構タイヘンなんだと、わかる。大変じゃないハズがない… で、ドコまで行くのか? どこまでいけるのか? 20180505-3
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Author:KU2
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