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欺瞞

 親から聞いた戦争の話は… ひとつだけ。ってか、私が覚えているのがひとつ、なのかもしれない。酷いな。で、それは母親から聞いたんだけど、母親は戦時中、女学生で、知り合いに武蔵野ナンチャラって大学で教えてた先生がいて、その先生は「この戦争は必ず負ける。だから命を粗末にするな」って言っていて、空襲があるとイチバンに防空壕に逃げ込んでいたんでみんなから「ケラコウ」って呼ばれてたんだって。オケラのケラコウ、ね。すぐ土の中に隠れるから。で、母親はもちろん「負けるはずがない」と思っていて、やっぱりバカにしてた。 そしてその日、戦争が終わった、ってゆーのか負けた日。「ああ、あの先生の言ってた事はホントだったんだ。先を見通せる人っているんだ」と感心したんだそーな。それに比べて自分は簡単に騙されてた。凡人は簡単に騙される、騙されるって事は場合によっては“いけない事”“悪い事”なのだ、害を為すのだ。だから騙されてはダメ! と私は聞かされた、気がする。 そーいや、負けたのに「終戦記念日」なんて、もう次のダマしを仕掛けてくれちゃっているものなあ、なんて考えたのはこの話を聞いてもうだいぶ、何年もたってからだった。20200826
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