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未起

 庭から死体が発見されてその家に住む女性が逮捕された。異臭が凄かったからな、あれじゃバレる。殺されてたのは夫。酒と博打に溺れたDV男、だったのだが3日後その夫が現れる。もちろん生きてる。じゃ殺されたのは誰? DNA? なんかそんなのを調べても現れた男と掘り起こされた死体は同一。これは何なんだ? 何と指紋までも同じ。今の科学ではそこまでの複製は不可能。いや、これからだって… で、問題は死体があるから死体遺棄、そして場合によって殺人の罪に問うべきか? 本人は生きているのだから殺人は成り立たない、のか? 現在の法律と科学では解決できない、問題だった。ただ、世間の注目を集め、女性に同情しDV夫を弾劾する世論の後押しもあり、離婚成立、その後男は違法薬物所持により逮捕され… お決まりの転落人生。この事件で記録から抜け落ちた事のひとつ。捜査員の1人が女性の子供に面接し、この件に関しての情報収取を行った、といっても相手は4歳児。死亡推定時刻は睡眠中だったようだし、有用な情報はこれといって、「あれ、なんの絵かな?」子供の持っていたスケッチブック、複雑に絡まる色とりどりの線と四角と丸と三角。ハンドルやレバーやスイッチらしきもの。何かの機械か? 子供は一瞬ギクリとした様だったがたずねた捜査員に「ひみつだよ。 …たいむましん」 その後アメリカでとんでもない事件が起きて、人々の興味はそちらに移り、何年も経って、この事はすっかり忘れられて… ただ隣に住んでた私は知っている。その後あの子は1万年に1人の大天才! と言われる子供、 ああ、今は少年となった。将来は、昔で言えば博士か大臣か? いや、それ以上のとんでもない事を成して歴史に名が残るだろうと巷では噂されている。 20180721-4
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