FC2ブログ

「怖い絵本」を読む

 「のっぺらぼう」(杉山亮 作 軽部武宏 絵 ポプラ社 ISBN978-4-591-11942-6)を読む。実は、仕事の関係で絵本を読むようになって今も続いてる。 が、おお! なかなか! これは大人も読んで欲しい! ってなものも多くて、それはそれで紹介したいんだけど、今回は純粋に子供向け、でも大人が読んでも楽しいけどね、これ。
 この絵本、いわゆる、子供が好きな… 怖い話。山にたきぎを取りに行く元気な男の子。出発の時におかあさんや、和尚さんに約束させられる「暗くなる前に帰っておいで」で、男の子、もちろんわかってるの、理解してるんだけど… ストンと忘れちゃう、子供だから。で、暗くなった山をさまよって… 出会うのが、のっぺらぼう。約束を破った償いはキッチリ付けなきゃね。さあ、逃げる男の子、でも恐怖はエスカレートする。最初は赤ん坊がのっぺらぼう、次は女性、そして武士、その次は、よく知ってる和尚さん! 吸血鬼やゾンビの様に恐怖が拡大し、愛する人が、そして自分も異形なモノになってしまうのかという恐怖。世界が壊れる恐怖。怖いですね~ そしてラスト… いや、このラストが良い。ぜひ読んで。
 でも私は、子供が望んでも、本当に怖い話をしてはいけない、と思ってます。子供が「ゼンゼン怖くなかったぁ」と言うくらいでちょうどいい。そしたら「じゃ、次はもっと怖いお話を読むからね」と言って同じくらいの怖いお話を読めばいいんです。ホントに怖いお話なんて用意する必要ない。子供が乗り越えられる恐怖、でいいの。 …だって現実はホントに、モット怖いから、もっともっと怖い、から。 いつか大人になって、そのもっと怖いホントの恐怖を、その時それでも乗り越えるために… ワケのわかんない感染症やそれに輪をかけてワケのわかんない政治家の発する有効かどうかもワケのわかんない施策。希望の持てない祖国、絶望が待つ未来。 …それに耐えて精神を壊されない様にしつつ日常を送れる様になるために… そーだよ! オレが嫌なじーさんだよ! 20160916-4+
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

プロフィール

Author:KU2
 改行が嫌いです。嘘とイイカゲンが好きです。…改めまして、FC2ブログへようこそ!

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR