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呪符

 ああ、ちょっと待って… 腕に付けた機器を操作し扉に書かれた文字をスキャンする。「でた。え~と… 『タチイリキンシ』だ」 ギャハハと笑いながら相棒が扉を破壊する。ここまでハルバルやって来た奴に「タチイリキンシ」か。人が良いというかバカというか… で、やっぱり少し進むと次の扉。そこには… 「これはね… 『キケン』だってさぁ!」 グハハと笑ってこの扉もハデに壊して奥に進む。お宝はすぐそこ、なんにせよ地下5000mに密かに隠されたモノだ! ワクワクもんだょね! 
 でも、それから5枚の扉を壊して入った先にあったのは大量の円筒形容器。なんなんだ? け! ここもフェイクか? 腹いせに収容物を破壊しまくり撤収した。俺達には金目のモノ以外に興味はない。
 成果なしのサイテーの航海から戻って、俺達を待っていたのは嫌な噂だった。 ハア?「財宝の呪い?」 トレジャーハンターは不審死する?  …まったく、それは“財宝”が出てから言えよ。文明が進むにつれ、伝説神話の類だった“先史文明”の存在が明らかになり、トレジャーハントが流行るのだが… いまだその成果はない。地上に奴等の痕跡は全く無いし、地下深くに多くの“遺跡”がある事が近年の調査でわかったんだが… 奴等はそんな地下で何してたんだ? 一種の貯蔵施設だとはわかるのだが… 全ての“遺跡”に共通するマーク「☢」は何を意味するのか… うう、なんか久しぶりに頭を使ったからか気分が悪くなってきて、少し吐いた… 20170115+
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Author:KU2
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