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童話 2作目

「お母さんだよ、開けておくれ」
 バカな仔ヤギを騙してみんな食っちまうんだ。邪悪な企みを胸にドアに声をかける。
「オカアサンなら僕達と同じ手をしてるよね?」
 ドガ! っと音がして玄関の扉の格子の入った窓にでかい手が差し出された。黒い剛毛で覆われた前足。鋭い爪が4つ… ごくりと生つばを飲み込んで
「お母さん、ね… 買い忘れたモノを思い出しちゃった、また買い物に」
 ゆっくりと平静を装って話しながらドアから離れる。でも…
「ああああああああ、オガアざん、イガナイでえ、いガないでェ…」
 がちゃり… ドアの鍵が開く、そして俺の何倍もする大きさのコヤギちゃん? たちがその姿を。 …ああ、アンナの見たくない。「オガアざん… オナガヘッダ」「…ダベデいい? オガアざん」20161013-2+
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Author:KU2
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